選手とサポーターの距離

 試合終了後の曽田の叫び。

 「大丈夫だ。俺たちを信じろ!」

 選手たちは本当に勝ちたかったのだろうし、もしかしたら俺たち以上に勝てなくて悔しかったのだろう。

 「絶対今年昇格する。」
 「その自信もある。」

 その気持ちがあの言葉になったんだとしたら、曽田のその気持ちは素直に嬉しい。


 ただ、僕たちはこれでいいのだろうか。

 勝って欲しい。強くなって欲しい。いいサッカーをして欲しい。
 J1に昇格してJ1で暴れて欲しい。
 戦えない僕らの代わりに戦って欲しい。僕らにもその手伝いをさせて欲しい。

 ただそれだけなのに、その気持ちがうまく伝わっていないのではないだろうか。


 もしかして、選手たちは「もっと信じて欲しい」と思っているのではないか?

 だとしたら、僕らは選手を応援しながら選手の気持ちを判っていないのかも知れない。
 そして、選手の気持ちをわかっていないのなら、選手との距離を縮めるのは難しいのかも知れない。

 ただ勝てというだけではなく、選手たちとゴール裏の信頼関係をどうつくっていくか。
 曽田の言葉にいろいろ考えさせられた試合後なのでした。

 ただ、曽田は自分の気持ちを発信してくれた。

 僕らに正直な気持ちを伝えてくれた。
 そのことはきっととても大切な事だと思うのです。



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