レッズゴール裏潜入記のその4です。
いままでは、比較的、応援技術的な話を書いてきました。しかし、最後にどうしてもこれだけは書いておかなければならないことがあります。
最後に書くことは「選手とともに戦う気持ち」です。
レッズのゴール裏では、応援に参加していない人の割合が極端に低いということはすでに書きました。そのために、応援をリードしている人たちがおそらく気にかけているであろうことも書きました。
もう一つ気がついた、そして札幌との決定的な差は、ゴール裏中心部「以外」の人たちの気持ちの差です。
レッズのサポーターたちは、中心部からかなり離れた位置にいても、自分らの応援が試合に影響すると本気で信じている雰囲気がありました。
たとえば、相手選手に対するブーイングはあっても、自分たちの選手たちに対する野次は最後まで聞けませんでした。もしかしたら怠慢プレイをした選手には、試合後に野次も出るのかもしれません。
けれども、「試合中の味方選手に対する野次が、選手の力になるわけがない」、そういう共通認識がきちんとある雰囲気がありました。
ひるがえって札幌の特にホームのゴール裏はどうでしたでしょうか。
評論家気取りの、選手を批判すれば自分が偉いと勘違いしているような人が見渡すと結構いませんでしょうか。
選手のミスに対して、「がんばれ」というポジティブな態度ではなく、「あ~」というため息ばかり聞こえてきませんか?
その瞬間、確実に弱くなる札幌の応援。
僕らがしなければならないことは、選手を後押しすることのはずです。
そのために、90分+α、選手の力になることはする。選手の力にならないことはしない。それを徹底する。
レッズのゴール裏には、そういう意識の徹底があったように思います。
* * * *
中に入ってみた感想は、中心部の熱さは、札幌も浦和も変わらないこと。
おそらくどこのチームにいっても、あの情けない応援しかできなかった準決勝の相手ですら、本当に一生懸命やっている人の熱さって、それほど変わらないと思います。
では、ゴール裏全体の力を左右するのは、なにか。
結論からいうと、ゴール裏中心「以外」の人たちがどれほど頑張れるかに尽きます。
一人一人が頑張れば、その分だけ選手たちの力になれる。
ゴール裏に位置しながら、なにか応援しない理由を一生懸命探すのではなく、あるいは他人のせいにして、応援から背を向けるのではなく、自分がどれだけ頑張れるのか。
元日国立を目指していた千葉の、仙台の、そしてエコパでの応援はみんな必死でした。
今シーズンのゴール裏、あの応援のテンションを維持できるのか。それとも超えていけるのか。あるいは例年と同じような応援になるのか。
僕らゴール裏の住人も試されていると思うのです。
野次嫌い。
ため息も嫌い。
ゴル裏以外からの観戦ですが、俺の歌声よ届けゴル裏の気持ちで歌ってますよ。気持ち的には。
ただ、廻りで応援している人は余りいませんね。
ため息と野次ばかり聞こえます。
今年は、会場中で盛り上がれるシーズンにしたい、いやそうなるはずだ!!
ご無沙汰しておりました。覚えていらっしゃるでしょうか。
平行線のようなお話をさせて頂いた記憶があります。
でも、読ませていただいて、とても共感いたしました。
レッズの中心部やサポーターのこと知りたかったので感謝です。
なるほど、ゴール裏以外の人間がどれだけ頑張れるかですね。
例えば、ゴール裏中心部の人間がいろんな場所に散らばってみるっていうのはどうでしょうか。
いきなりSAやSBに行っても立つ事すらままならないですから、ゴール裏の端から端まで、最前列で煽るのではなくて、
紛れこむのです。
そして、「こうやってやろうよ」オーラを出しまくる。
そういうの、USの方たちに可能ですか?
少し考えていた案なんですけど、どうでしょう?
協力できることはしますから。
こんさぽ3年生さん。
いろいろな事情もあろうかとは思いますが、ゴール裏のど真ん中に一度飛び込んでみたらどうでしょうか。いろいろ気がつくことも多いと思いますし、3年生さんのような気持ちを持っているのであれば、ゴール裏中心部はいつでも大歓迎です。
ちなみに僕は中心部でないともうだめです。評判のいいアウェイのゴール裏でも、中心部から3mくらい離れるとさぼっている人が目についてしまって応援に集中できません。
自分もまだまだ修行が足りませんね。
aruさん。
覚えていますし、12月に宇宙戦艦ヤマトのプラモデルの件でもコメントをいただいていますね。
今回、僕が書いたのはゴール裏中心部以外のゴール裏のがんばりが重要ということであって、ゴール裏以外の人のがんばりが重要かどうかについては議論していないのです。
はっきり言えば、「ゴール裏にいながら、全然がんばっていない人の存在が問題」だということを書いているんですね。
じゃあ、ゴール裏以外の人はどうでもいいと思っているかというと全くそういうことではありません。ゴール裏以外の人の力はとても大きいと思っています。
今振り返れば厚別の圧倒的な雰囲気をつくっていたのは、ゴール裏以外の人のVメガフォンだったように思いますし、「Vメガフォンやめよう」というネガティブな運動ではなくて、「自分の手をたたこう」というポジティブな運動であれば、もっと違った展開があったかも知れません。
で、僕としてはゴール裏にいながら、応援をがんばっていない人をどうやって積極的に応援に参加させるかという事を考えていきたいわけで、いまのところ、SAやSBまでどうやって巻き込むかというところまでは到底到達していません。
ちなみに、浦和あたりの例を言えば、ゴール裏以外の人は、静かに観戦している人が多いですね。応援したい人と観戦したい人の住みわけが進んでいる感じです。