日本の弁護士

 以前から不思議に感じていることがあります。
 たとえば、こんな記事

川崎の小3投げ落とし事件初公判、今井被告罪状認める
 川崎市の小学3年、山川雄樹君(当時9)が自宅マンション15階から投げ落とされ殺害された事件で、殺人などの罪に問われた無職、今井健詞被告(42)の初公判が21日、横浜地裁(小倉正三裁判長)であった。今井被告は罪状認否で起訴事実を認めたが、弁護側は「今井被告は統合失調症で自己の行為を抑制することは不可能だった」として、無罪を主張した。

 なんで、こんな一部の弁護士たちはアホなんでしょうか。
 統合失調症で事故の行為を抑制することは不可能だったから無罪ならば、社会にはそこら中に、殺人を抑制できない無罪の人間で溢れることになるんじゃないでしょうか。
 今回の弁護士は、そういう社会を是とするのでしょうか。
 どう考えても不合理だと思いませんか?
 一度でいいから、たとえば、「今井被告は統合失調症で自己の行為を抑制することが不可能な人なので、病気が治るまで何年でも、直らなければ一生措置入院させ、100%治ったと確信できるまでは社会に戻すべきではない。仮に治ったら徹底的に罪を償わせるべきです。」とか「被告は罪を認めており、死刑を望んでいます。」と主張する弁護士を見てみたいです。
 抵抗できない弱い立場の人を殺しておいて、のうのうと社会に復帰できるなんて、そんな不公平な社会はありえません。
 被告人の無罪を勝ち取ることがわかりやすい業績なのかもしれませんが、弁護士法を持ち出すまでもなく、弁護士の存在意義は社会正義を実現することのはず。
 今回の裁判の弁護士が国選なのか私選なのか知りませんが、もう少し頭を使った主張をしてくれないと、やる気だけでなく能力まで疑われますよ。

「日本の弁護士」への4件のフィードバック

  1. 「基本的人権を擁護し、社会正義を実現すること」これが弁護士の使命なのです。by日弁連
    私は「犯罪を犯したものに基本的人権などない」と考えていますので、被告側の弁護士の主張には賛成しかねるのですよ。まあ、冤罪の予防というのもあるとは思うのですが。
    被告人の人権を語る前に、被害者の人権をもっと語ってほしい。何故加害者が保護され被害者は社会的にも晒されなくてはならないのか、その辺も弁護士バッジをつけている人は考えてほしいと思うのです。

  2. 僕も似たような考え方なのですが、ただ人は過ちを犯す生き物だと思うんですよね。だから、犯罪者に人権がないとまでは言いません。
    そして今回の裁判の場合には、犯罪行為を犯した部分については争点がないので、有罪は確定。あとは量刑だけの問題だとおもうのです。
    統合失調症であったとしても、そのことでは無罪の理由にはならないと思っています。一度奪われた命は二度と戻ってこないのですから。犯人は生きている間、償い続けなければなりません。犯罪行為をしている以上、その報いを受けなければなりません。
    どうして無罪なんか主張できるんでしょうね。この弁護士も自分の家族が統合失調症の人に殺されてみなければわからないのかな?

  3. 精神疾患や若年者の刑が減刑される場合は、その加害者が善悪の判断が出来たのかという点が判断基準となります。
    「人を殴ることは悪いこと」ということが理解できない知識レベルの人間に刑罰を加える場合は慎重に、というのが法律の精神です。(やや乱暴な例えですがw)
    この男に関する記事を検索してみたところ、
    清掃員の女性に対しての未遂事件の際、言葉巧みに屋上に誘い出す行動を取っていることが明らかになっています。衝動的にやったような形跡が見られるのであるなら「統合失調症」という論理展開も判らなくはないですが、犯行の傾向を見てもその論理の展開は無理がありますね。

    法律家って、何か「法解釈合戦」というか、テクニックに走りすぎていて、本来社会から期待されている役割から大きく逸脱してしまっている人種なんだと思います。
    弁護士だけでなく、検事だって、社会通念上許されない事件を一般社会の代表として提訴するという役割であるはずなのに、起訴するか否かの判断基準が「有罪に持ち込めるか否か」に偏りすぎている気がします。

    なんか、長文の割に中身の無い文章ですみませんw

  4. なおしさんのいうことも分かるのですが、
    >「人を殴ることは悪いこと」ということが理解できない知識レベルの人間に刑罰を加える場合は慎重に、というのが法律の精神です。
    であるならば、それはもう市民レベルの心情から法律は離れてしまっているのではと危惧します。
    良いこと/悪いことの区別がつこうがつかなかろうが
    、行為の結果に伴う責任は取ってもらわないと。
    それを強制しないと、悪いことをした奴が社会にふつうに出てきてしまうじゃないですか。
    そういう意味で今の一般的な弁護士の弁護方針って反社会的だと思うのです。

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