こんなのが発表されていました。
エアボーン・レーザーは戦略ミサイル防衛構想の一環として飛行中の航空機から弾道ミサイルの迎撃を行うために開発が続けられている戦略レーザー兵器システム。
大出力レーザーで弾道ミサイルを迎撃するものらしい。
なんかだんだん兵器もSFチックになってくるね。
でも、ボーイング747にレーザー兵器を実装しても、そのボーイング747が敵の戦闘機やミサイルに狙われないように護ることも考えなきゃいけないと思うんだけど、そんなの殆ど無理なんじゃないかなあ。
戦闘機のスピードやミサイルのスピードに比べれば、ボーイング747の運動性なんか皆無。
ほとんど空飛ぶ的のような気がします。
この兵器を実用的に運用するためには
1.弾道ミサイルが発射されそうだという正確な情報をつかみ
2.弾道ミサイルを迎撃可能な場所までボーイング747を移動させ
3.その間、ボーイング747が撃墜されないような精緻な防衛体制を引き
4.雲などに邪魔されず
5.正確に弾道ミサイルにレーザーを当て続ける
・・・・必要があります。
ほとんど無理だよね(苦笑)
こんなものに大金をかけて開発を進めるのも(技術者的には)いいけれど、アメリカは、まず、自国の金融危機をどうにかするべきじゃないのかな。