札幌に帰る飛行機を前に、福岡空港のラウンジでくつろいでいます。
会社で発行したビジネスカードが提携になっているので、無料で利用できるんですよね。
飲み物もあるし、ネット環境もあるし、なかなか快適です。
試合の方は、高木のファインセーブの連発が続かなければ、もっと点差がついた試合だったかもしれません。
選手たちはがんばっていましたが、鳥栖の選手たちの「首位を食ってやろう」というモチベーションの高さにほんの一歩だけ遅れをとったかもしれません。
しかし、ゴール裏の雰囲気はとてもよかったです。
全員が「少し飛ばしすぎでないの?」と思うくらい、応援に集中していたので、試合が終わったときに「あれ?もう終わり?」って感じがちょっとありましたね。
コンクリートの床の上でサルトしたので、足首とひざにかなり深刻なダメージを負ってしまいました。
あの鳥栖スタジアムの札幌応援席の雰囲気を、そのまま札幌ドームに持ち込みたいと思っています。
僕らは必ず昇格しなければなりません。
J2とは所詮下部リーグであり、ここでの成績なんかまったく意味がないじゃないですか。
1位だろうと2位だろうと、J2リーグでの目標はJ1に昇格することであり、J1でどれだけ良い成績を残すのが本当の戦いです。
必ずJ1に帰りたい。
そのためにここまで数年間の苦労があったのですから。
わけのわからない外国人の大量補強、度重なる監督交代。チームの大規模なリストラ。屈辱のJ2最下位。
ヤンツーの登場とチームの底上げ。天皇杯で見た夢。
僕らの経験を結果につなげるために。なんにせよ、次の戦いに集中することです。
客観的に見れば、数字的な状況が大きく変わらないまま、残り試合数が1つ減ったのですから、この49節も大きく昇格に近づいたことになります。
逆に追う方の立場のチームはますます苦しくなったはず。
もう、ひとつも負けることの許されなくなった京都。どれほどのプレッシャーや緊張感にさいなまれているでしょうか。
緊張感で体が本来の動きができなるなる選手すらいるのではないでしょうか。
一方、札幌は京都と引き分けでも、水戸に勝てばOKといえる状況。
京都の置かれている状況ときちんと理解して、焦りを誘うような展開に持ち込めば、きっと勝機はあるはずです。
ホームで決めて、みんなで喜ぼうじゃないですか。
そのために今週の一週間、体調を整え、全力で応援できるように。
みんなきっちり準備しようね。