同じJ2を戦って、2001年にともに昇格したという因縁もあり、浦和には多くのサポーターの友人がいる。
サッカーの話をし始めると本当に熱く熱くいつまでも話が盛り上がる人たち。
06/07年の天皇杯、その浦和の友人たちの世話になって決勝戦のゴール裏に入れてもらいました。
中に入ってみると本当にいろいろなことに気づかされました。
僕の知る浦和サポーターたちは、その熱い思いは当然として、ただ勝つことを求めるのではなく、勝ち方も含めてより高いところを目指していく姿勢を持っているように思います。
その姿勢からは本当に学ぶべきことが多い。
キーワードは「浦和らしく」。
だから基本的には同じディビジョンを戦う相手チームでありながら、浦和には好感を持っていたりします。
その浦和との戦いはもう明後日、直接戦う以上は当然ですが倒さなければなりません。
浦和の友人たちに、再び戦う日が来るのを誓ってからずいぶん日がたってしまったけど、ようやくこの日が来ました。
僕らのクラブには浦和ほどの資本力はありませんが、僕らは僕らの出来る精一杯の努力を積み重ね、じっくりと力を蓄え、そして対等の舞台で戦えるところまで来たんです。
その事実は誰にも否定できません。
だから、僕らは胸を張って堂々と勝利を目指して戦えばいいんだと思います。
「札幌らしく。」
相手の浦和サポーターたちも、札幌だからといって舐めて手を抜くやつはほとんどいないと思います。
なぜなら、相手を見下して戦いの手を抜くのは「浦和的でないから」。
だから浦和戦に臨む人には、「胸を借りる」とかいう発想は間違ってもしないで欲しい。
同じディビジョンなんだから、勝ちに行くんです。
きっと熱い戦いになるはず。
もう明後日に迫ったその戦いが楽しみでなりません。