昨夜のガンバ大阪戦、USの若手君と一緒にバックスタンドに応援のお願いに行ってきました。
実は行く前は、平日の、しかも、あの悪天候の中、企画自体うまくいくかなーと半信半疑だったんです。
実際にバックスタンドに行ってみると、「あの天気でも応援に来る」人たちだけに、反応もとても良く、歌い始めた時の声量も凄く、本当にコンサドーレに対して強い強い思いを持っている人が大勢いるんだな、とちょっと感動してしまいました。
思えば、昔、Vメガフォンが全盛時代の厚別では360度からの応援は当たり前でした。
ゴール裏の応援が始まると一瞬遅れてわき上がるように始まるVメガフォンの音。
そのVメガフォンの音に負けないようにさらに声を出すゴール裏。
99年に川崎フロンターレに厚別で初めて敗れたとき、当時の川崎の選手が「やっと厚別で勝てた」となにかのインタビューに答えていたのを思い出します。
他のチームの選手にとって、厚別の360度応援は脅威だったのでしょう。
スタジアムの雰囲気をつくるのはゴール裏だけではありません。
メインスタンドやバックスタンドの人が応援に参加し、スタジアム全体でつくる雰囲気って、きっと大きな力があるんだと思います。
試合自体は痛恨の一言。昨日のガンバなら勝たなきゃいけなかったし、十分勝つことが出来る相手でした。
特に、札幌の失点はミス絡みが多かっただけに本当にもったいない。
数字的にはいよいよ厳しくなってきました。
けれども、メインスタンドやバックスタンドの人たちが創り出すコンサドーレを勝たせたいという思いが創り出す雰囲気はコンサドーレ札幌の大きな力と再確認できました。
僕らは、残り11試合、数字的には厳しくとも、最後まで戦い抜こうと、そんな風に決意し直したガンバ大阪戦でした。