話題の”FON”を試してみました

 FONとは、こちらを読めばだいたいわかりますが、簡単に説明すると、家庭まできているブロードバンド回線のうち、一部を他人に開放し、その代わりに他人が開放しているアクセスポイントを無料で使わせてもらおうというシステムです。
 基本となるのはこちらの1980円の無線ルーター
fon_index_01.jpg
 無線ルーターなのに、1980円という「価格設定」がうけたのか、無線LANを共有しようという「思想」がうけたのか、かなりの話題となっているものです。値段的にもアレなので、「失敗してもいいや」と軽い気持ちで買ってきましたよ。
 さて、我が家ではBフレッツの回線を階段下の物置部屋に置いてある有線ルーターで受け、そこから各部屋に向かうLANケーブルが敷設されています。
 居間がある2階にもハブがあるので、ここに”FON”を設置してみました。
(ちなみに、このハブにはワークステーション1台と、地上デジタルTV,ネットワークプレイヤーがぶら下がっていたりするまさに電子の居間です。そのうち暖房とか証明とか冷蔵庫とかネットワークに繋がる時代が来たりして・・・。想像するとちょっと怖い^^;)
 さて、FONからは二つの無線ネットワークが提供されます。
 一つはプライベートネットワークで、自分用のノートPCとか任天堂DSとかをつなげたりします。
 セキュリティは、「なし」、「WEP」、「WPA/WPA2」から選べるのですが、DSはWEPにしか対応していないので、DSをつなげるためにはWEPにする必要があります。
 また、WEPにしても、ソフトにより繋がるものと繋がらないものがあるようです。

 FONまとめwikiによると
接続成功: ぷよぷよ、麻雀格闘倶楽部、役満DS、常識テスト、風来のシレンDS、DQM
接続失敗: マリオカート、テトリス、タッチボンバーマンランド、どうぶつの森、ウイニングイレブン

 我が家では既存の有線LAN上にサーバーもプリンターもあるので、無線LANからはファイルやプリンタの共有は出来ませんが、インターネットを閲覧したりするのに使えるかなって感じです。(ウィニングイレブンが遊べないのは誤算でした。)
 セキュリティをなしにすると、ウィニングイレブンも含め、ほとんどのソフトが遊べるようですが・・・
 もう一つは、パブリックネットワークで、FONを購入し、アカウントを取得した人がアクセスするためのものです。
 こちらは接続後、認証が必要なので、ブラウザしか動きません。
 とはいえ、FONのユーザーが増えれば増えるほど、全国どこへ行っても無線LANが使えるようになるわけで、その成り行きにちょっと期待したいところですね。
 (そのためには爆発的に売れなきゃ無理ですけど。)
 ただ、1980円の無線ルーターだと割り切ってしまえば、かなりOKな感じです。
 たとえば自分の家にブロードバンド回線が来ていて、そこから自分の部屋までLAN回線をはわせている人とか、家の中でLAN回線がそこら中をはい回っている人には、お勧め。
 有線のLANを無線化することで、いっきに部屋の中がすっきりする気がします。
 どうでしょう?これ。
 お勧めだと思うんだけどなあ。
 リンクーFON日本サイト

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