第5節モンテディオ山形戦は無事0-1で勝利。
決定的な得点チャンスはほかにもいくつかあった中で1点しか取れなかったことは今後の修正材料ですが、4試合連続で無失点で守りきったのは素直に評価していいと思うのです。
僕は今日の試合をどのように戦うかで続くセレッソ大阪戦、ベガルタ仙台戦、アビスパ福岡戦を、さらには第1クールを占えると思って見ていました。
そして、ほとんど破綻することのなかった安定した守備に確信しました。
「今の安定した守備を発展させていけば、とりあえず負けることはない。」
もちろんサッカーは点取りゲームですから、得点を取らなければ勝てません。
しかし、攻撃は水物ですが、安定した守備を持続できれば、(ヴェルディを含めて)上位陣についていけると思っています。
そして守備を熟成していったときに、徐々に攻撃にかけるウェイトを増やしていく。
そういう事を三浦監督は考えているのではないか、そんな気がします。
今の札幌サッカーはまだポジションを守っている段階ですが、守備にある程度の手ごたえと余裕が出てきた段階では意図を持ってポジションを崩すところに進んでいくような気がします。
そうなった時に、もうすこしワクワクさせてくれるサッカー、柳下さんの遺産が見えてくると幸せだなと期待しています。
得点機を逃してしまえば前節の湘南戦のような結果になりますけど、徳島戦のような展開になる場合もある。
湘南戦のような試合を減らしていき、徳島戦のような試合を徐々に増やしていけばいい。
今日は山形のような力のあるチームを相手に2-0の内容(あのヘディングシュートは1点でいいでしょう?)だったのだから結果は悪くない。
しかも本当に危ないシーンも1度だけですから、守っている選手たちにはそろそろ手ごたえを感じているはずです。
次の段階に進んでいく日はそう遠くない。そんな前向きな展望が少し開けた山形戦でした。
(3/26:日本語がおかしかったので加筆訂正)