まだ終わっていない。

 J2第19節は、”勝ち点27クラブ”4チームのうち、福岡は甲府に敗れ、鳥栖は水戸に敗れ、札幌は山形に敗れ、勝利をつかんだのは甲府のみという結果になった。勝っていれば、甲府と並び勝ち点30になり、昇格圏内である第3位に上昇できるところであったが、すぎてしまった試合の結果を悔やんでも仕方がない。ようは連敗しない事。2位の甲府までの勝ち点差は3しかないのだから。
 だから、来週の試合は必ず、勝たせよう。俺たちの声で。
 ちょっと勝てるようになった札幌は、連勝に浮かれて仙台に大敗し、その敗戦から学び、今日の厚別でも最後まで戦っていた。しかし、札幌のゴール裏はどうか。
 ウルトラの若いリーダーが、今日の試合の大切さ、絶対に勝たなきゃいけないことを試合前に語ってくれた。流れの悪い時間帯はいったん応援を切って、気合いを入れ直してくれた。それなのに一般のサポーターは戦っていたか?
 チャンスの時に「わー」、ピンチの時に「きゃー」、そして口を真一文字に閉じている者。いたる所にいる指揮官。応援の声よりも大きな声のヤジ。
 あのでかいヤジの声で、応援してくれれば、どれだけ選手の力になるかわからないのに。
 混戦のJ2、決して抜け出した力を持ったチームはないし、混戦の中にいるチームで、極端に力の劣ったところはない。だからこそ、選手は全力で戦わなければならないし、そしてサポーターも全力で応援しなければ勝利をつかむことは出来ない。
 大勢の人が集うゴール裏でたった一つ全員が一致できる大切なもの。コンサドーレの勝利。
 そのために一人一人が出来ることはなにか。もう一度考えて欲しい。
 みんな忘れていないはずだ。5月14日に厚別に集ったときの思いを。その試合での気合いの入った応援を。我々はもっともっと良い応援が出来るはず。前を見て、一歩づつ進んでいこう。

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