今日も一昨日に続いて思うところを書きます。
ブーイングについて、いまさら反対だなんて言いません。選手が不甲斐ない戦いぶりをした時、容赦なくブーイングするべきだと思っています。そのことが選手たちにプレッシャーをかけ、結果的に次の週の練習が密度の高い濃密なものになり、また、次の試合におけるモラールがより高まれば良いなと思っています。
ただ、僕の中にはブーイングしている人に対する違和感があります。全員というわけではありません。一部の人の事なのですが書いてみます。
○試合中、審判に対するブーイング
中学生や高校生くらいの少年が、口汚い言葉で審判を罵ったりブーイングしているのを見ることがよくあります。いや、たしかに審判に文句を言いたくなる気持ちもわからなくはないんです。
明らかな誤審もJリーグではよくある話ですし。でもさ、切り替えて次の応援をしようと言うときに、いつまでもブーブーいってるのってどうなんでしょう?
試合は続いているし、選手は戦っています。攻守の切り替えの早いサッカーという競技です。もう次のチャンスやピンチが迫っています。サポーターも切り替えて応援するべきじゃないかなと思う次第。
○試合後、選手に対するブーイング
試合中、腕を組んで微動だにしていなかった人が、試合後に猛烈にブーイングしているのを見ると本当に
残念というかもったいないな気持ちになります。
あなたのその大きな声で、
試合中も応援してくれれば、コンサのゴール裏はもっと良い応援が出来たのに。
「自分は、入場料を払って観戦した。不甲斐ない戦いぶりを見た。ブーイングするのは当然」という論理は、サポーターの論理ではなく、観客の論理のような気がします。
* * * *
僕も、ブーイングしている人も、熱烈に応援していた人も、ゴール裏に集っている人は誰もがコンサドーレの勝利を願っています。
だから、チームが勝てるように、選手が苦しいときに、選手のハートの中にプラスαの力が生まれるように、試合中は全力で応援してみませんか?
僕はその方がより生産的だと思います。
全力で応援した後の方が、勝利はより感動的で素晴らしく、敗北はより悔しくなるものです。勝利を喜び、敗北を悔しがり、それがフットボールに接することが出来る幸せなんじゃないかなと思います。フットボールは人生を豊かにする、真剣にそう信じています。
人の考え方を否定する訳ではありませんが、自分の思うところを書いてみました。もっともっと良いゴール裏になって欲しいと願っています。
でも、試合開始前なんかは、メインスタンドから聞いてても「おっ!」っと思うほど声は出ていましたよ~。それが続くといいんでしょうけどね。【ゴール裏住人じゃないのであまり偉そうなことは言えないので以下略】
「♪行け!サ~ッポロ!!…」
始めに、確か2回、厚別に響きわたりましたね
(ぉぉっ!今日は行けるぞぉ!)と、背中で聞きながらCVSしてました
2得点されてからは、長く続くコールの音程も乱れ、修正不可能状態でしたね
強い意志を持たなきゃならないのは、ひょっとして自分達なのかも知れないですね
反省すべき所は修正して行きましょうょ…
ホームゲームは続きます
なおしさん:
メインスタンドでどういう風に聞こえるか、というテーマはゴール裏の住人にとって大きな問題です。なぜならば、ゴール裏の声が”選手に届いているか”どうかの目安になるからです。僕らは勝たせるために応援しているのであって、そのためには応援の声が選手に届かなければ意味がないからです。だから、なおしさんからの意見はいつも参考になります。
akaminiさん:
僕もそう思いました。最初の声はアウェイ側のスタンドに跳ね返ってスタジアム全体を包みました。あの瞬間、いけると思ったんですが・・・・。
時間の経過と共にだんだん声が小さくなっていきましたね。あちこちのblogなんかを見ても、USの仕切りを非難するエントリーを散見します。でも、僕はこう思うのです。
「あなたのコンサドーレへの思い、チームを勝たせたいという思いは、USの仕切りが悪いと感じた程度で声を出せなくなる程度のものんだね?」と。
だけども、本当は違うのです。チームがなくなってしまうんじゃないかと思ったあの”事件”の直後、厚別に集ったサポーターは素晴らしい応援が出来たじゃないですか。コンサドーレに対する思いはみんなみんな強いものを持っているんです。
だから、ホームのサポーターたちももっともっと良い応援が出来るはずなのです。そう確信するからキツいことも今回はあえて書いてみました。
すくなくても僕らは強く、熱いハートで、そして楽しく、ゴール裏での人生を続けていきたいですね。
自分ごときの意見がサブリーダーさんの参考になっているとは光栄です(笑)。
「USの仕切りが悪いと感じた程度で声を出せなくなる」っていう話ですが、仕切り云々は別として、やっぱりコールの切り替えの良さが声の出しやすさに繋がると思うんですよ。
実際、自分がゴール裏に参戦した水戸戦なんかは、みんなのテンションの問題もあるとは思いますが、第一に、USが意識してコールを切らせないようにしていたと思われますし、結果コールの切り替えが非常に良かった印象が残っていて、実際自分はコールしやすかったです。
みんなはそういう「仕切り」を求めているんだと思います。そしてそれが出来るのはUSだけなんだし、そういう意味でUSに期待をしたり文句を言ったりするのだと思います。
あ、いいっすよ~。スカパーの再放送を録画できたので…(^-^)