昇格しなくていいなんて絶対おかしい。

 昇格が見える位置につけるコンサドーレ札幌。
 得点力の計算できるFWを補強した後半戦、いよいよ昇格をかけた戦いが始まる。そんなある日、会社でコンサの話題になりました。
 ある同僚がこんなことを言いました。
 「理想を言えば日本人だけで昇格が狙える位置に来てから外国人を補強して欲しかった。」
 「今のままの戦力でJ1にいってもすぐに降格する。だったらもう1年J2でやって来年ぶっちぎりで昇格して欲しい。」
僕はどうしても納得できません。
 昨年入れ替え戦で涙を飲んだ福岡。でも、今年はJ1からの降格チームがなかったのにも関わらず、現在2位。しかも京都には大差です。
 今年の札幌が仮に3位で終わったとして、来年、J2をぶっちぎれる保証はあるのでしょうか。しかも来年はJ1から2~3チーム落ちて来るというのに。
 僕は順位一つでも、勝ち点一つでも、得失点差一つでも上を目指さないチームは、精神的に死んでいると思うし、そんなチームを誇りに思えません。
 そして柳下監督や選手たちは、少しでも上を目指して戦っていると信じています。
 だから、「3位でいい」、「来年で良い」と考えているサポーターがいると知ったら、柳下監督や選手たちは、驚くよりも、むしろ、悲しむような気がしますし、それは全身全霊を傾けて”上を目指している”彼らに対する裏切りじゃないかと思うのです。
 過去に札幌を去っていった吉原にせよ、山瀬にせよ、今野にせよ、自分のサッカー人生を大切にしたいと考えたのだと思うし、よりレベルの高い環境でやることが大切だと考えたから、移籍を決断したんだと思うんですよね。サッカー選手の選手寿命は短いわけですし。
 尊敬に値する選手ならば、その限られた時間の中で「どこまで上に行けるか」って事を考えていると思いますし、1分1秒を大切に考えているはず。
 そんな選手ならば、「今年は3位でいい」とか「来年でいい」とか考えているサポーターには失望するとは思うんですよ。選手が上を目指しているのに、そうでないサポーターがいるなんて。
 
 僕らはもう十分に苦しみました。上に行くことに臆病になってしまう気持ちも分からないでもないんです。
 でも、もういいじゃないですか。より高く飛躍するために、J2最下位の屈辱にも耐えたのです。
 だからもう臆病な気持ちは捨て、誰よりも強く、どこのチームのサポーターよりも激しく、赤黒の誇りを胸に、堂々とJ1を目指そうじゃありませんか。
 そんなサポーターの前に、J1の扉は開かれるのものだと思うんです。
 きっと、現状の戦力でJ1に上がったら苦労するかもしれません。でも、
「それがどうした?」って思うんです。
 なぜならば、J1で待っている戦いが困難であればあるほど、楽しみじゃないですか。
 僕は困難な道の中にこそ、真の楽しみや喜びがあることを知っています。
#昇格しなくて良い理由を考える人、本当は上に行くことに臆病になっているだけなんじゃないかなあ?

「昇格しなくていいなんて絶対おかしい。」への8件のフィードバック

  1. 自分は、必ずしも「J1に昇格しなくてもいい」と考えている一人です。
    もちろんサポとして、常に上を目指すということは大事ですし、自分にはこういう邪な理由もあるのですがw、
    第一の理由は、今の機運に乗ってしまうと、「J1に上がる」ことが「結果」として終わってしまう可能性があることです。
    チームの5段階計画としては、「J1で安定して戦えるチーム作り」が最終目標であるのですから、今年昇格を決めて、それを土台としてチーム作りが出来るならOKです。
    「J1に上がること」が「チームを強くする」為の手段の一つなら諸手を挙げて賛成。でも上がること自体が目的になってしまうなら、それは性急すぎると思うのです。

  2. 5段階計画って今どこまで進捗しているんでしょうね。僕は現状で第3段階だと思っていますが。
    <第3段階> チーム戦術の徹底と質の向上 28人以下。高額年俸の外国人選手ゼロ
    でもまあ、5段階計画は手段であって目的ではないので、最終的にはJ1定着の定着(とJ1優勝)が出来れば良いと思っています。柳下監督ならば、後半戦におけるチームや選手の成長+シーズンオフの補強でJ1定着を実現してくれると思いますよ。あとは我々がしっかりサポートすれば。
    それに、そろそろJ1に昇格できないと市の補助金の削減や道の基金を食いつぶすことにより、チーム経営に深刻な影響が出てきますね。

  3. J1で定着する戦力になるには、落ちようがなにしようがJ1で戦わないと
    レベルの差は実感できないでしょう。
    『上がれる時に上がっとけ』
    1年で落ちたって、1年で上がって、
    2年で落ちても1年で上がって、
    そやって徐々に定着できればいいんではないかと。
    そりゃ2度と落ちたかねぇけど。
    『上がれる時に上がっとけ』
    これに尽きるんじゃないすかね?

  4. ↑同感。

    それに柳下体制でぶれることなくしっかり強化していくのであれば、J2でやるよりもレベルの高いJ1でやった方が効率的に強化できると思うんです。

  5. それに、

    そんな『今年は4位で…』なんて微調整が出来る器用なチームなら
    J2落ちなんてしてないと思われ(^^;;;

    上がろうが落ちようが残留しようが、
    俺達にはこのチームしか無いんすから。

    俺はAC室蘭が出来るまで札幌サポですよww

  6. >のあさん
    >そんな『今年は4位で…』なんて微調整が出来る器用なチームなら
    >J2落ちなんてしてないと思われ(^^;;;
    納得(笑)。

    >りおんさん
    そうですね、ヤンツーさんが手綱を握っている限り、過去にあったような場当たり的な補強だとか、ギャンブルサッカーだとか、そういうこととはたぶん無縁でしょうね。
    そういう意味では、本当に今年は昇格の絶好のチャンスですよね。

  7. 「今あがってもすぐ落ちるだけだ。今年はあがるべきではない。」という論調があります。
    僕はその論調には賛成していません。J2でじっくり力をつけてから、J1へというのは一見説得力がありますが、J2にいるほうがJ1にいるよりも実力がつくという前提なしには成立しない理論だと思うのです。

    大事な事は、コンサのサッカーがぶれないこと。

    今年、昇格が決まっても、柳下監督の指導の元、しっかりとしたサッカーを続けていれば、良いと思っています。あわてて補強してチームのバランスを崩したり、育成路線を放棄するような事はあってはなりません。柳下監督が磐田を退団した経緯は決して忘れてはいけないと思います。

    J1の15位でもいいのです。16位以下にならなければ。コンサのサッカーをじっくりやれば、今すぐにでも15位は達成出来ると思います。
    上がれるときにあがりましょう。

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