An airmail from England.


 僕には、イギリス人の友人がいます。彼の名はBarry Russel。ロンドン在住の彼は、Tottenham Hotspursのサポーターです。日本には、文部省のティーチングアシスタントの制度で日本にやってきて、主に札幌や北広島の高校で英語を教えていました。
 というか日本に来た主な目的は、日本を知ることや日本の高校生に英語を教えることではなく、日本で開催されるワールドカップを見ること。そのために手っ取り早く日本の職を探した結果英語教師になったという、そんな生粋のサッカー馬鹿です。
 そんな彼から手紙が届きました。スペインで買った絵はがきだそうです。今回の写真は、その絵はがきをスキャナで取り込んだもの。もちろんサッカー馬鹿の彼がスペインに行くとしたら、ここに行くだろうという場所ですよね。
 彼は2年半日本にいたのですが、コンサドーレのシーズンチケットも持っていました。
 「赤黒の勇者」は、まだ彼が日本語をよく話せなかった頃に、僕が英語訳と日本語の発音の両方を彼に教えました。イギリス人の彼にとっても、赤黒の勇者の歌詞は良く分かるそうです。イギリスにもあーいう感じの応援歌があるとか言っていました。
 ルールブリタニアをUSが初めて歌ったときには、大興奮して、イギリス代表の応援歌だ、日本で初めて聞いたとはしゃいでいました。札幌ドームでのイングランドvsアルゼンチンの試合を見ることができて良かったね。
 気持ちのいい男で、コンサドーレがJ2へ降格が決まったときには、1年で帰れると言っていました。
 あんな愛すべきサッカー馬鹿とは、もう出会えないかもしれませんね。
 Barry、コンサドーレは三年も2部にいるけど、小さな光が見えてきたよ。もうすぐJ1に帰るから、スパーズが日本遠征するとき(あるのかな?)には、是非遊びに来てくれ。

「An airmail from England.」への2件のフィードバック

  1. 欧州リーグも始まりましたがプレミアシップがアツイですね~ チェルシーがエッシェン、S.L.フィリップスそしてクレスポを補強して今年も走り始めています。  トップに腰の座ったFWが居なかったのが弱点でしたのでクレスポの加入は大きいですね~ 鉄壁の守備はバレージ時代のミランを彷彿とさせます。  トッテナムは’91キリンカップでリネカーと共に来日し0-4で日本代表に敗れたのが印象的です。 以前トヨタカップではイングランドのチームがよく出場していたので来日はうれしかったですね^^  トッテナムは今年僕好みの選手であるオランダ代表ダービッツと各所に的確な補強をして躍進の気配があります、チェルシーには破れましたがCL圏内は狙えるのではないかと期待です~  ボルトンには中田英が加入しましたし小野伸二がプレミアシップに行く可能性があるということでイングランドのサッカーシーンから目が離せません^^
     
    バルサは初戦引き分けましたね、内容は圧倒していましたが攻撃陣がまったく顔ぶれが変わらなかったのでちょっとマンネリというか攻撃に変化が乏しく感じました、個人的にはフィゲロア、ソリン、リケルメなどアルゼンチン勢に昨年の得点王フォルランがいるビジャレアルに注目しています。 もちろんマジョルカの大久保にもリーガを席巻してほしいですね~
     セリエAは日本人が柳沢だけになりさみしくなった感じです、財政難に八百長疑惑と問題が浮き彫りになりマイナーなイメージが付いてしまいましたのでプレーで盛り返してほしいです。

  2. コインさん、いつもコメントありがとうございます。
    バリーは、この冬に札幌に遊びに来るそうです。ヨーロッパに住んでいる人は、サッカーが日常にあって羨ましい限りですが、でも、自分の魂はコンサドーレ札幌の元にあるので、海外サッカーに本当の意味で熱くなることはないですね。ついサッカーの勉強という視点で見てしまいます。
    純粋にサッカーを楽しめない自分がちょっともったいないなと思ったりして。
    でも、海外で日本人選手がどれだけ活躍することよりも、あるいはドリームチームのようなビッグクラブがどれほどスゴいサッカーをすることよりも、コンサドーレ札幌が泥臭い下手くそなサッカーでも、J1昇格を決めたり天皇杯で優勝したりした方がきっと嬉しく感じると思います。それがサポーターってものですよね?

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