その後の「函館での山形戦」(論評編)

 このブログの読者ならば知っているとは思いますが、千代台での山形との試合では、事前に、仲間たちに、真ん中の隣で応援しようと声をかけていました。
 普段の席のしがらみのない千代台ならば、真ん中に集まるのに抵抗感が少ないと考えたからです。
 その結果、10数名の本当に気持ちがあるサポーター達がUSさんたちのすぐ隣に陣取りました。
 もし、函館での試合、いつもよりも良い応援ができていたと感じたならば、そのとき、真ん中のそばに集結したサポーター達の力を否定できない訳です。
 先ほど「抵抗感」という言葉を使いました。
 そう。一般のサポーターには、「真ん中に行きたくても行きづらい」という抵抗感が、まだ確実にあります。
 たしかに、ゴール裏の中心は半端な気持ちで入っていい場所ではありません。
 選手と共に戦う気持ちが無い者が入っていい場所では、ない。
 だからある程度、閾を高くする必要はあると思います。
 しかし、逆に閾を高くしすぎると、応援の核は大きくならない。このあたりのバランスが実に難しい。
 いまの札幌のゴール裏はどうでしょうか。
 熱い気持ちを持っていても、一生懸命戦いたくても、なんとなく真ん中には行きづらいと考えている人が大勢いるのではないでしょうか。
 そういう人はアウェイの雰囲気が良いと言います。
 「アウェイなら中心に行くけど、ホームでは行きたくない。」
 そういう話を何度聞かされたか、数え切れないほどです。
 僕は、熱い気持ちも持ちながらも、今まで中心のそばに行けなかった人たちのために、今そこにある壁を壊したいと思っています。
 本当に気持ちがある人ならば、誰でも中心に行って良いんだって雰囲気をつくりたいのです。
 数年前、当時のサブリーダー達に、真ん中に集まろうと誘われたことがあります。サブリーダーの存在こそが、真ん中が強くなれない原因だという。
 当時自分はどうしてもその考えに賛同できませんでした。
 サブリーダー「だけ」が立つのをやめて真ん中に移動したところで、真ん中に行くことに抵抗感を感じるサポーターを「見捨てる」ことにしかならない、と考えたからです。
 それから数年の時間が経過し、試合が劣勢でも、応援することを決して諦めないサポーターが僕の周りに増えてきました。
 僕は勝手にそう言う人たちのことを戦友だと思っていますが(笑)、もし、応援する場所を変えるなら、共に戦って、共に呑んで、共に語った戦友達と、一緒に移動したいと思っています。
 もっと強いゴール裏を創るために。
 ゴール裏の「殻」を壊すために。
 それがゴール裏の、最前列だろうが、真ん中だろうが、後ろの方であろうが、どこであっても、行けば知った顔の仲間達が居て、いつも熱い応援ができる、そんなゴール裏を創る第一歩にするために。
 本当に一体感のある応援をして、「やつら」を入れ替え戦に出場させるために。

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