甲府戦の話、まだ続きます。
僕がかつてサブコールリーダーとして、先頭に立ってやっていたころ、いつも僕の前で声を張り上げてくれる人がいた。
一緒に戦い、一緒に笑い、一緒に悔しがってきた戦友だ。
その戦友二人が甲府戦、僕の後ろに来てくれた。
もちろん、ゴール裏のど真ん中、コアな部分にだ。
試合中、その戦友二人の声が自分の背中を押してくる。圧倒的な声。
もちろん、いつも全力で応援していたサポーターだから、真ん中に入っても十分やれると思っていた。だけど、ここまでやるとは正直思っていなかった。
凄かった。自分も限界まで応援していたけど、後ろからの声にどんどん押された。力の入った応援。この応援が選手に届かないわけがないと思えた。
* * * *
試合日の朝、厚別競技場サブグラウンドで、いつもやってる草サッカー。そこで一緒にプレイする仲間二人に声をかけた。
「真ん中でいっしょにやらないかい?」
彼らもまた真ん中にやってきた。試合中、ふと振り向いて斜め後ろを見ると、必死で応援している二人。昔からここにいたといっても全く違和感がない。
試合後に聞いてみた。
「また、真ん中にくるかい?」
答えは分かり切っていた。
「絶対来ます。もうここ以外考えられない。」
* * * *
旭川後援会のサポーターバスに乗って応援にくる東川のサポーター母娘。いつも熱く応援している。
親しくさせていただいている関係で、室蘭の天皇杯、京都戦と隣で応援したけど、甲府戦は少し遠くの席。
「こないの?」と聞いたら、「きょうはこちらで」とお母さん。
試合後にメールが届いた。
「やっぱり真ん中でないと駄目です。草津戦はお母さんと一緒に真ん中に行きます。」
* * * *
少しづつ、少しづつ、真ん中に集まってくる熱い魂。
このコアが1000人、いや、500人集まれば、今とはまるで違う凄い応援が出来ると思う。
熱い気持ちで応援したいヤツは、誰でも飛び込んで良いのがゴール裏のコア。そういうゴール裏にしていこう。
ここを体験しないで何かを語るべきではないとおもう。だから、繰り返し繰り返し、なんどでも繰り返し言う。
「草津戦、気持ちのある人は、真ん中に集まろう。そして、一緒に戦いましょう。」
来年に向けた戦いは、もう始まっているのだから。