頑張れ!東京都

 こんな記事があった。失笑を禁じ得ない。

「国旗・国歌」都が控訴、原告側は抗議文提出
 東京都と都教育委員会は29日、入学式や卒業式で国旗に向かって起立し、国歌斉唱するよう教職員に義務づけた都教委の通達を違憲とした東京地裁判決を不服として、東京高裁に控訴した。
 これを受け、原告の教職員と弁護団は同日、都教委に抗議文を提出。抗議文では「誤りを正そうとしないのは、教育に携わる者としての良識が欠けている」などと批判している。
(2006年9月29日20時3分 読売新聞)

 社会人として、国際人として、国旗や国歌に敬意を表するのは当たり前で、それは世界のどこへ行っても当たり前のマナー。
 自分の信条などの内面に関わらず、公共の場では、公共のマナーを守らねばならない。
 そんな社会人として、あるいは国際人として当たり前のマナーを守れない教育者を僭称する者たちが騒いでいる。
 マナーを無視した教師たちを正そうとした東京都教育委員会の通達は全く正しい。違憲判決に対する東京都の控訴は当然だと思う。
 真の教育者ならば、「自分は日の丸や君が代には反対だけれども、こういう儀礼の場では国旗や国歌に敬意を表するのは社会人としてのマナーだ。だから自分は起立する。しかし、それでも、国旗・国歌には反対だ。」と生徒に伝えるのが正しい姿勢だと思う。
 本裁判の原告の教師らは、自分たちの姿が他人の目にどう映っているか想像も出来ないのだろう。
 我が儘で社会常識に従わず、ぎゃーぎゃー騒いでいる醜い者たちよ。
 自分たちがどれほど無様な姿を晒しているかすこしでも想像してみるが良い。
 教育に携わる者として良識が欠けているのはいったい誰なのか。
 そして、こんな教師に教わらなきゃ行けない生徒がかわいそうでならない。
(追記)
 そもそも憲法の保障する

第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

 は、内面の自由のはずだ。外面のマナーの問題ではない。
 東京地裁の判決は高裁か最高裁で必ず覆されるだろう。

「頑張れ!東京都」への7件のフィードバック

  1. 全く同感です。
    でも、日教組の洗脳(?)は強いです。
    教師達は頑なに国歌、国旗を拒否、紅白幕までも拒否します。
    それに異議を唱えられない他の教師達。
    子供達にバランスの取れた考え方
    自分で考査し判断することを教えない。
    日本人としての誇りを持ってはいけないかのようです。
    我々は紛れもなく日本人なのに。
    とても悲しいです。

  2. 知り合いの息子さんが一時期英国に留学していました。
    彼が言うには「日本人は恥ずかしい」とのこと。
    なぜかと聞くと、「ほかの国の人たちは『国に殉ずる心』『国を思う心』『国旗と国歌に忠誠を誓う心』というものを確固として持っている。英国人が英国人の誇りをもっている。だけど自分を含め日本人にはその心がない」
    だそうです。
    なぜ、国旗と国歌に敬意を払えないのか。
    各々の思想はどうあれ、彼らは職務命令違反を犯した。ならば命令違反に対しては処分が下される。至極当たり前の話。

  3. 「日の丸」「君が代」を振りかざして
    「戦地に行って死んでこい」と言わしめた歴史(事実)を
    知っている人たちにとって、今の国旗・国歌をよく思わない
    人がいることも事実だと思います。
     職命に従わないことはいけないと思いますが、
    職命として妥当かどうかが問われた今回の裁判で、
    少なくとも一人の裁判官は「違憲」と判断したわけです。
    それを不服に思い控訴したことについて
    「ア~。やっぱりね。」と思い記事を読んでいました。
     個人的には、外国籍を持つ留学生に対して何の配慮も無く
    「日の丸・君が代」を同じように強制されている人たちが
    可哀想だなとちょっと思います。       以上。

  4. ポータさんはじめまして。ゆりさんいつもどうも。
    なんとなくゆり姐さんなら反応するんだろうなと思っておりました。
    その下の人
    外国の学校に留学して、その国の国歌が流れるようなセレモニーの場面において、その国の国歌・国旗に敬意を表さないような非常識な人間にはなりたくないものです。
    つまりそういうことです。
    別なエントリーのコメントにこの記事のレスと思われる文章を書いた人(削除済み)
    あまりにも稚拙な批判でしたので削除しました。
    それと今日初めてこのブログに来たくせに、長いことこのブログの読者であったふりご苦労様でした。どうしてこういうエントリーに反論する人ってこういう卑怯な真似をするんでしょうね。

  5. 日の丸・君が代、何となくこのての話題は、ブログでは避けて通る人が大多数だと思います
    でも、自分が生まれ育ちその国の文化を学び国籍を持つ以上、避けて通ってはいけない話題ですよね
    私は戦争に行った父から、戦友の話や生きて帰ってきた自分の気持ちなどを聞き育ちました
    国に残ってる家族の為に働いてくれた父
    命を賭けて守ってくれた人の為にも、日本を愛し誇りを持って生活しています
    日の丸・君が代に誇りを持つ事の意味、考えて見るいい機会だと思ってます

  6. これはいつか別な機会に書こうと思っていたことなので、さわりだけ。
    きっと日の丸や君が代に反対する人というのは、物事をあまりよく考えていない人だと思うのです。3つ上の人なんかがその典型。
    「個人的には、外国籍を持つ留学生に対して何の配慮も無く「日の丸・君が代」を同じように強制されている人たちが可哀想だなとちょっと思います。」とかいう言葉にそれは象徴されているのですが、言葉の裏にある種のナルシズムが見え隠れするんですよ。
    それは、「自分ってなんていい人なんだろう」という浅はかな虚栄心です。戦争を反省している様なふりをしている人たちは総じて同じ。「反省している自分って素晴らしい」という虚栄心です。
    その虚栄心を満たすために、自分が正義であると信じるために、彼らは自分たちの祖先の世代を悪人だと認め非難するのです。
    それは人として、とても冷たい行為。
    自分の先祖たちを悪人とすることで「相対的に」自分が良い子になりたい人たちなのですから。
    そういう浅はかな人たちから、自分らの父さん、母さん、じいさん・ばあさんの世代の名誉を守るために、彼らの行動原理を考えなければ成りません。
    akaminiさんも書いているとおり、遙かな昔から連綿として続いてきた僕らの先祖の努力の上にいまの日本があるのです。その結果を享受しながら伝統を愛する心や愛郷心を持てない人たちって、なんなんだろうと思います。
    そのうち、きっちり書きます。

  7. こうして日本人はアイデンイェチイを無くすんだね
    アイデェンティティだった・・・。
    何とかしないと・・・骨抜きや・・。

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