見た映画は「県庁の星」。原作が割とおもしろかったので楽しみにしていたのですが、映画の方は消化不良でした。
踊るシリーズやスウィングガールズ、海猿など、一連のフジテレビ系の映画でしたので、シンプルに楽しませてくれるのではと期待していったのですが、はっきり言って期待はずれでした。
キャリアとパートのミラクル改革エンタテインメントとうたっていますが、県庁の描き方も、民間のスーパーの舞台裏の描き方も、まるでリアル感がないんですよね。
いまどき公務員だってあれだけマニュアル主義なやつなんかいないし、民間企業だってあれほどいい加減でだらしなくない。
最悪の描き方をされていた女子アナウンサー出身の知事や議会の議長も含めて、あまりにも”公務”・”民間”に対する描き方がステレオタイプ過ぎて、見ていて辟易しちゃいます。
議会と知事、議会と行政の関係も、完全に勘違いしているし。
織田裕二、柴咲コウとも良いのですが、肝心の舞台設定があれじゃあ見ていて気持ちが入っていきませんねー。ストーリーに入る以前に設定に突っ込みまくり。
というわけで、二人のファンの人は映画館で見る価値があると思いますけど、それ以外の人はどうでしょうか。
「白い巨塔」の演出を担当した西谷弘にしてはいまいちでした。映画の監督としては処女作だからやむを得ないかな。
あ、あと大きな映画館にお客さんは全員で4人でした。貸し切り状態の映画館は贅沢でしたね(笑)
超個人的評価 ★☆☆☆☆(5個中1個)