得点差以上に力の差が大きかった勝利(山形戦)

 さて、試合の感想です。
 基本的な感想は表題のとおり。得点差1-0以上に力の差を感じました。
 まず山形の攻撃ですが、チームとしての連動性というか意図を何も感じませんでした。ただ何となく前線の選手にボールを渡していただけのように見えます。
 9番の横山もそれなりに力のある選手なのでしょうが、曽田を中心とする札幌の守備はもっと力があります。スピードに若干の難がある西沢の後ろをつこうとか、ハイボールの処理に不安のある池内の頭を越えるボールを放り込もうとか、相手の弱いところを突こうというような狙いも見えませんでしたね。
 PKのシーン。
 ユニフォームを掴んで引っ張っていた横山を振り払っただけでPKになるのであれば、守備は出来ません。さすがに、鳥居塚のVゴール(柏レイソル戦)を取り消した実績のある北村です。なにか札幌に恨みでもあるのでしょうか。
 年齢的にもそろそろ(自主規制)ですかね。
 ゲーム全体のコントロールも札幌がうまくやっていました。
 高木がもしPKをセーブ出来なかったときは、勝ち越しの2点目を狙って獲りに行ったでしょう。
(そしてきっと獲ったと思います。)
 けれどもPKが決まらなかったので、その後は山形の攻撃力がたいしたことないと判断し、のらりくらりと時間を使ったように見えました。1-0が点を獲りに行った結果でしたら少し寂しいのですが、そんなにガツガツ点を獲りに行こうと言うようには見えなかったから、まああんなものでしょう。
 そして山形の守備陣の足が止まったと見るやこんなの札幌でない!という鮮やかなダイレクトパスをつないで山形の守備を翻弄。
(一瞬だけアルゼンチンに見えました←褒めすぎ?)
 あの時点で山形の選手たちの戦意はほぼ喪失していたのではないでしょうか。
 三浦監督のコメントはわりと厳しかったようですが、本音は違うんじゃないでしょうか。
 僕の目には札幌の完勝に写りましたね。
 札幌としては90分を省エネ(?)で乗り切り、チーム内でもっともハードワークしていた芳賀とダヴィ、西嶋をフレッシュな状態で水戸戦に起用できるのですから、次も勝ち点3を狙わないといけません。
 ある意味、主力3人を休ませたと考えれば、この連戦の厳しさも少しだけ緩和されるような気がしますね。札幌版ターンオーバー?(苦笑)
 それとあちこちで言われている横山転びすぎの件。
 横山は先日の草津戦で自分らのサポーターにペットボトルを投げ込まれたのか、サポーターに何か言われたのか知りませんが、激怒し、ものすごい形相でサポーターにむかっていく様がスカパー!の中継で放送されていました。
 衛星放送とはいえ、三浦監督が横山の性格を見逃すわけがありません。
 とうぜん、それなりの指示は出していたんでないでしょうか。
 「横山は短気なのでキレさせろ」と。
 見えないところでけっこううちの選手に削られていたんでないでしょうか。
 その点に限り、少しだけ横山に同情しますが、結局は身から出たさびですね。

「得点差以上に力の差が大きかった勝利(山形戦)」への1件のフィードバック

  1. サポーターが横山にペットボトルを投げたところを、貴方は実際に見ていたのですか?競技場で見ていないのであれば、書かないべきです。

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