移動が問題なのかなあ?

 先日、こちらのエントリーで暑さよりも移動距離の長さが厳しいのかな?と書きました。
 事実、新千歳からのJAL直行便がない四国(特に関西・伊丹・神戸も遠い松山)で勝率が低いのは周知の通りですし、今年負けた草津も羽田からの移動が大変です。
 昨日の水戸もけっして移動が楽な地ではありません。
 千歳からの直行便がある場所は、仙台、首都圏、関西圏、北九州の2チームでは開幕戦の京都を除き勝てているわけです。ホーム唯一の黒星もバスで2時間の室蘭でしたね。
 そう考えていくと、飛行機はともかくバスで長時間揺られることによる影響がかなりあるのかも知れません。
 僕らが考えている以上に選手たちの疲労は蓄積しているんじゃないだろうか。
 だからといって昨日の水戸戦に負けたことをよしとする訳じゃありません。
 昇格が目前になってきて、でも、何も決まっていないという状況で、札幌よりも遙かに技術で劣っている水戸に対し、選手たちの脚が動かなかった事で不覚を取ったわけですから、この結果は猛省しなければなりません。
 そしてこの屈辱を次に活かさなければなりません。
 ただ、選手たちに「戦え!」と言えるのも、僕らがお客さんとしてゴール裏にいるわけではなく、選手たちとともに戦っているからです。
 「動きが悪かった。」、「出足が悪い」と敗戦の責任をただ選手だけに押しつけるのではなく、サポーターとしてもっと出来るんでないか、もっとやれたんでないかと反省する必要もあるかも知れません。
 それはただ単に熱くやればいいと言うわけではなく、どうやってゴール裏全体を引っ張っていくのか。
 そういう目配ができるようになることがきっとチームのためになる。僕はそう思うんだけど。
 そのために、ゴール裏の総力を結集するために、もしかしたら少しだけ冷静になって一歩引く方がいい場面もあるかも知れません。
 僕らは選手たちとともに戦うことを自分たちのルールにしているわけですから、どんなに厳しい状況でも、選手たちがもう一歩前に出れるように、あと30cm前に出てボールを相手ゴールに押し込めるように、もっと選手たちに勝ちたいという気持ちを伝えていきたいなと思います。
 つらい連戦。何かが選手たちに足りないなら、その何かを補える応援で。
 疲労すら選手たちと共有したい。そしてもちろんその先に待っている大きな喜びも。
 ゴールはもうすぐじゃないですか。切り替えて前に進むしかありません。

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