ホーム開幕戦

ホーム開幕戦が迫ってきました。
新加入選手を加え、長い長いキャンプを経て、チームが昨年とどう変わったのか、いよいよ目前で確かめることが出来ます。甲府戦での反省点・修正点をふまえ、2005年バージョンの札幌はこうだ!って試合を見たいですね。
44試合の長丁場のJ2リーグ。ホームで勝利を落とさないこと。アウェイで負けないこと。これが実践できれば、かならずや目標を達成できるはず。
サポーターはホームで相手選手・サポーターを萎縮させるほどの圧倒的な応援を。ともに戦おう。勝利を目指そう。

見えてきたもの。いまだ見えないもの。

いよいよ開幕である。
対戦相手の甲府は、昨年のJ2で7位のチーム。バレー、アレックスオリベイラの二人の新外国人、清水から鈴木隼人を獲得してチーム力も確実に強化されている。昨年の上位2チームがJ1に昇格して、下位カテゴリのJFLから2チームが昇格してきたJ2の中では、上から数えて5番目のチームである。
5位といえば、札幌の今期の(当面の)目標である。甲府戦は、札幌にとって、今期のJ2を占う上で、絶好の試金石といえる。
序盤、まずペースをつかんだのは札幌。パス交換と左サイドのポジションチェンジから何回かのいいチャンスを作る。相手のGKがパンチングしたこぼれ球を岡田が冷静に決めて先制。しかし、この直後から逆に甲府のパスがつながるようになる。
右サイドをあがってくるアライールの動きに和波が押し込まれ始める。左サイドは西澤の動きが低調。そのせいか岡田も守備に追われる時間が増える。両サイドが押し込まれれば、札幌は苦しい。全般に押し込まれる。バレーのヘディングシュートで同点ゴール。その直後、小倉の絶妙なヘッド。逆転されたか?しかし判定はオフサイド。やはり曽田がいないとゴール前の高さには不安がある。
後半に入り不運なオウンゴールで逆転を揺する札幌。
低調な西澤の交代を監督が決断したのは、後半26分。試合後に柳下監督は、「試合のなかで最終ラインの選手を変えることは非常に難しい。新しく入る選手はリズムを掴むことが難しいからです。そのため、同点では動きづらい。」とコメントしているが、その柳下監督をして交代を決断させた西澤。年齢的にも出場機会は徐々に減っていくのではないか。奮起してもらいたい。
西澤>加賀の交代、さらにその3分後の上里の投入で、札幌のリズムが良くなってくる。札幌の同点ゴールは、上里のコーナーキックから。蹴った瞬間、ゴールを確信できるような絶妙な軌跡を描いたボールは、田畑の頭を経由して甲府のゴールネットを揺らす。その後、試合終了まで札幌の時間帯。甲府にしてみれば、掌中に収めかけた勝利を、落としてしまったという感じだろうか。精神的なダメージは大きい。
さて、この開幕戦。見えてきたものといまだ見えないものがある。
札幌は、直前までスタメンが確実だと思われた中山と堀井が出場できていない。おそらくこの二人のFWを中心に甲府対策の練習をしていたはずであり、その二人が出場できなかったのは厳しい。逆に言えば、特に攻撃面に関しては、まだ、2005年バージョンの札幌は見えていない。次節のドームでは、是非、この二人を軸とした攻撃を見たい。
高原もいいキーパーだが、林も見たい。林の一つの特徴であるコーチングがチームにどんな変化を起こすのか。二人の優秀な若手ゴールキーパーが高いレベルで争ってほしい。
三原の復活はいつか。三原の精度の高いキックとFWの連携から生まれるゴールはいまだ見えない。三原の早期の完全復帰を期待したい。
見えてしまった西澤のプレイの限界。技術云々よりもボールを追う一生懸命さ、相手選手の突破を防ごうとする執念深さ。そういったものがすっかり見えなくなった。元々「軽い」プレイの多い選手ではあったが、開幕戦のようなプレイを繰り返したら早晩出番はなくなることだろう。西澤がいなくとも右のストッパーは曽田も加賀もできるのだ。気持ちを入れ替えてがんばって欲しい。
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いよいよ1週間後は、札幌ドームでのホーム開幕戦。必ず勝利し、今期の目標達成・・・そして、その上にあるものが一日も早く見えてくるように願わずにいられない。

開戦前夜

いよいよ明日、2005年J2リーグが開幕する。
昨年の札幌は最下位という屈辱的な順位で1年を終えている。
この最悪の結果が単なる屈辱であったのか、それとも未来における躍進のための雌伏であったのかは、今はまだ定かではない。すべては今シーズンの結果に委ねられている。
我々は、最下位という結果に甘んじていたわけでは決してない筈だ。
屈辱的な日々ではあったが、未来に飛躍が用意されているならば、その存在が許されてもいい。そう信じ、苦しい戦いを続けてきた。
あの苦しみを無駄にしたくない。だからこそ、負けられない。今まで以上に。
思いのままにならないつらい日々が、意味のあるものであったことを、証明するために。
我々の誇りが、それに値するものであることを、証明するために。
我々の愛するチームが、永久に存続するために。
そして、遠くない将来、我々が本来立つべきステージで戦う日のために、我々は戦い続ける。
明日、14時。始まる。