ただの「通過点」にするために、喜んで明日の戦いに臨もう

 いまの札幌にとっては当面の、そして最大の目標。
 この5年越しの願いをずっと切望してきた僕らにとっては、明日に対する様々な思いがあると思う。
 昇格への重圧もきっとあるだろう。
 明日得られるかもしれないものと得られないかもしれないものを比べ、気が狂いそうになるかもしれない。
 ただ共通にいえるのは、多くの人が明日への戦いに深い深い決意をしていると思う。
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 たしかに、明日の戦いは超えなければならない大きな壁だと思う。
 でも、考えて欲しい。
 掛かっているものは「たかがJ1昇格」なんだ。
 そんなものは僕らの究極の目標ではないし、J1での優勝、ACL、トヨタカップでの優勝はその後に続く道にある。
 その果てしなく遠い道のりの果てに、それらの目標は確かにあるわけで、けっして夢物語ではなく僕らの視界に入っているはずだ。
 そう考えたとき、明日の決戦はただの通過点となる。
 だから、明日の夕方に、「こんなものはただの通過点だよ」と泣き笑いしながら言えるようになっていたい。
 そのために僕は全力で戦う。いつも通り。
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 それにしても今の札幌にとっては大きな舞台。
 ここのたどり着くまでに5年掛かった。
 舞台が大きくなればなるほど、また、掛かっているものが大きくなればなるほど、心のチカラが大切だと僕は思う。
 普段通りのチカラ、あるいは普段以上のチカラを発揮するために必要な心のチカラとは、きっと舞台を楽しむ余裕から生まれるものだと思う。
 大きな舞台をいつも通り楽しむことが出来たとき、プレッシャーは逆にチカラになる。
 サポーターとして、この大きな舞台に臨めることを感謝して、明日の戦いの場にいられることを感謝して、喜んで明日の戦いに臨もう。
 一人一人の喜びを重ね合わせて、札幌ドームを特別な空間にしよう。
 それが出来たとき、歓喜は我々とともにあるはずだから。

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