J1イヤーの始まり

 正直、いまだに昇格の実感のない僕です。
 いや、ゴール裏の若手の涙にグッと来るものはあったし、じわじわとした喜びはあるんだけど、自分の中で「J1昇格というのはもっともっと嬉しいはずだ・・・」みたいな妙な思い込みがあったので、それとのギャップを埋められないというか、ちょっと戸惑っています。
 そんな随感も、あと2ヶ月もすれば問答無用って感じでシーズンが開幕と共に強制終了するんでしょうけど。
 開幕の日まで、あとわずか67日です。
 ゴール裏の応援の事を考えてみても、去年のJ2には相手のチームに力を持ったサポーターはいませんでした。仙台がいちばんまともだったけど、J1には仙台とは比較にならないほど強力なサポーターたちがいます。
 それでも浦和以外の相手であれば、4-3のヴェルディ戦の終盤やラスト2戦の雰囲気を作れれば応援で負けることはたぶんないと思うけど。
 僕らの応援もJ1での戦いに力になれるようにさらにレベルアップしなければならなくて。
 それができなければ、札幌ドームが相手の声に制圧されるような事態も考えられるわけで。
 そのためにスタジアム全体としてチームに力を与えることが出来るように、コアから面へ(熱い)応援が広がらなければ応援のレベルアップは難しいと思うのです。
 中心部ではほとんどのヒトが限界付近まで応援しているから、これ以上の”伸びしろ”は少ないと思います。
 だから中心部以外で立っている人、一人一人がどれだけ意識改革できるか、札幌がJ1中位へ向けての戦いを有利に進めることが出来るかどうかは、そこにかかっていると思います。
 また、中心部で応援をリードする人間は、ただ声を出そうと呼びかけるだけではなく、中心部以外にいる人が声を出したくなるような「仕掛け」を考えていく必要があるでしょう。
 スタジアム全体がレベルアップするために。
 チームの勝利のために。
  
 
 
 そして、個人的な今年の目標は、J1中位での残留は当然のこととして、来年の今日、札幌でも地元でもなく、東京で戦うこと。
 忘れ物を取りに行かなきゃと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA