チケットを売るための努力

 開幕戦にサポーターの方がビラ配りを行ったようですね。
 いつもご苦労様です。
 でも、よく考えるまでもなく、サポーターがチケットを売る努力をするというのはなんか違って、本来であれば運営会社が努力しなければならない部分です。
 
 いつも思うのですが、うちのクラブはどうもチケットを売るためのアピールが弱い気がしませんか?
 他のクラブと比較してみましょう。たとえば、川崎フロンターレ。
 
 川崎と言えば集客のためにいろいろなイベントを企画し実行する努力は、遠く札幌のサポーターにも伝わってくるほどです。
 去年も多摩川クラシコとかいろいろ企画していましたし、今年も開幕戦の始球式にルー大柴を呼ぶようですね。
 しかし、このクラブの努力はそういう華やかな部分だけでなく、地味な部分にも徹底されています。僕はそこが素晴らしいと思うのです。
 たとえば、オフィシャルホームページのチケット購入方法の説明における親切さ。
 他のクラブと比較して見ると一目瞭然です。
 コンサドーレ札幌はこんな感じです。
consaticket.PNG
 必要な情報は一応載っていますが、初めてコンサドーレ札幌の試合を見てみようかなという人がぱっとわかるような物になっているとはとても言えません。
 
 
 これに対して、川崎フロンターレはこんな感じで・・・・
kawasaki1.PNG
 
 
 購入方法もいろいろあって・・・・
kawasaki2.PNG
 
 選択した方法ごとに購入方法が詳しく書かれています。
 
kawasaki3.PNG
 
 上の画面はロッピーを選択した次の画面ですが、端末の操作方法まで詳しく記載されているだけじゃなく、後援会へ入会を促す内容までさりげなく書かれています。
 
 こんなところにも川崎フロンターレの”チケットを売りたい気持ち“が溢れていると思うのです。
 そして、こういうのはお金がかかるわけではなく、創意・工夫で何とかなる部分だと思うのです。
 
 サポーターの頑張りを否定する気は全くありません。
 僕自身もできることはどんどんやりたいと思います。
 
 
 しかし、たまには「うわぁ、うちの会社頑張ってるよ~。」って驚かせて欲しいんです。
 そういうクラブの頑張りが見えてくると、サポーターももっともっと頑張ろうって気になると思うんですけど。
 今年はJ1に昇格し、コンサドーレ札幌の試合を見てみようかな、と思う人がたくさんいると思います。
 クラブを売り込むチャンスなんですから、ガツガツ行きましょうよ。

「チケットを売るための努力」への6件のフィードバック

  1. 一概にフロンターレの方が良くて、コンサが悪いとも言えないと思いますよ。
    フロンターレの方が、購入ステップがわかりやすいですが、
    なかなか欲しい情報にすぐにたどり着けない、という欠点もあります。
    逆にコンサは、味気ないとも言えますが、
    開いたそのページに必要な情報が網羅されているので
    じっくり読めば判りやすいとも言えませんか~?
    僕はカテゴリー別に料金表があって、
    その下に販売先が書いてあるというシンプルなコンサの方が好きですね~
    チケットを売りたい気持ちがあるかどうか、ということについては全く同感ですが(苦笑)

  2. なおしさんこんばんわ~
    でもね~、一度でも買ったことある人は買えるわけで、最初の一回目を買わせるためのホームページだと思うんですよね。
    その最初の一回目があるかどうかで売り上げが変わるんだから。
    コアサポが函館や室蘭のチケットを買うための情報はたしかに札幌の方が見やすいですが、それでは売り上げは伸びませんよね?

  3. う~~~ん。
    買ったことがある人、というよりは
    インターネットを使い慣れている人なら
    フロンターレのような入り口はありだと思うけど、
    使い慣れていない人にはちょっと難しいと思うなぁ。
    それに対して、コンサのシンプルさは、
    ネット初心者でも辿れると思うんだけど…
    ここをクリック、あそこをクリックというよりは
    ワンクリックで必要な情報が載っているところにたどり着く、
    って言うほうが使いやすい、と思う人も居ると思うなー。
    事実、俺はフロンターレの方がめんどく感じた(笑)。
    チケットの拡販は、ネットだけではなく、
    マス・メディアでの販促も重要だと思います。
    特に、ファン・サポーターの裾野を広げたいのであればね。
    折角コンサ系のテレビ番組があるのに
    その番組の中でチケット情報って、放送されないよね?
    そこを使う手があると思うんだけどね…。

  4. それは言える。
    コンサ系番組は(視聴者層を考えれば)ともかく、夕方のワイドショーとかに選手が出演したときに、どうして番組の中でチケットの買い方とかふれないんだろうと前から思っていた。
    出演した選手にボードかなんか持たせてチケットの買い方を説明させればいいと思うんだけど。
    マーケティング的に考えれば、普段、試合に行かない人にいかにアピールするかが問題ですよね。

  5. 川崎サポですが、失礼します。
    私は基本的にネットでチケットは買わないんですが、
    アウェー戦のチケットを買うときに席種とか料金を調べるのにチケットの案内を見るので、コンサのページはすごく見やすいです。
    必要な情報が一発でわかるので・・・
    うちのページは説明はわかりやすいですが、何がしたくてそのページを見ているのかで変わってきますから、
    どちらがいいとは言えませんが・・・
    うちは朝日新聞さんの協力で川崎市内の全小学校に「こどもサッカーニュース」という両面にフロンターレの情報だけが載っている新聞が配られるんですが、その新聞や市内に配られる区別の情報誌に割引クーポン券がついてます。
    うちは家族でスタジアムに来る比率が高いので、
    フロントが公園なんかに出向いて、実際にターゲットとなる世代に話を聞いたりしているそうです。
    ちなみにクーポン券は主婦の意見だとか。
    初めての人を誘う時、0→1は意外と簡単ですけど、1→2が難しいと思うんですよね。
    うちは幸いにもフロントがサポーターの意見に耳を傾けてくれるので、サポーターはフロントにアイデアをぶつけやすいし、フロントもサポーターがどうすればのってくるかがわかってるんです。
    フロントの突拍子もない企画にフロントもサポーターもとことん馬鹿になって取り組むから、選手も協力してくれる。
    だから「アタック25日」だの「水色バイバイン計画」といったお馬鹿な企画も結果的に成功してるんじゃないですかね。
    他サポが長々と失礼しました。
    室蘭行きますので、対戦楽しみにしています。

  6. はじめまして、あっこさん
    コメントありがとうございます。
    川崎さんはフロントの一生懸命感が他サポである我々にも伝わってきてうらやましい限りです。
    開幕戦はフットボールーカレーを貰いに行きますのでよろしくお願いします(笑)
    そうなんですよね、一度でもLコードなどでチケットを買ったことのある経験のある人に取ってはすぐ見える札幌のサイトの方が調べやすいですよね。
    でも、一度も見たことのない人をスタジアムに呼ぶためのサイトとしては、僕は川崎の方が上だと思っています。
    ところで、川崎のフォワードいいですね。
    一人くらい分けてくれませんか?^^;

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