川崎戦について書くような書かないような。
ゲーム内容はまあ見たとおり。
川崎が余裕を持って戦っていたように見えたので実際にはかなりの差があるんだと思う。
仮に個の実力が川崎に劣るのであれば、僕らはチームとして連携して戦うしかない。
技術的なもので勝てないなら個々の頑張りで、具体的には運動量を増やし局面局面での選手の密度を上げ、スペースを消すことで対抗するしかない。
人の密度を高めるためにはディフェンスラインを高く保ち、中盤をコンパクトにするのが常道。
そういう守備はできつつあるのだから、勇気を持って続け熟成していかなければならない。
それはかなり厳しい戦いだと思う。
厳しい戦いを続けている選手たちの気持ちを僕らは少しでも支えてあげたい。
そのために全力で応援する。
チームを愛している僕らに、試合中にできることはそれしかない。
しかし、僕らはそういう応援ができているのだろうか。
「▽▽がどうだから。」
「△△が気に入らない。」
一生懸命、自分が応援しなかったことの理由を探す人たち。
100人がいて100人が満足できるスタイルなんかあるわけがない。
けれども、自分の望むスタイルと違っても、「チームのため」ならば小異を超えて、せめて試合中は一致団結して応援しなければならないはずだ。
僕自身、現在の応援のスタイルに思うところがないわけではない。
しかし、そんなことよりもチームが勝つために、試合中は一生懸命応援したいのだ。
試合前の前説では、リーダーがアウェイの柏戦のゴール裏の雰囲気は素晴らしかったと素直に認めていた。
そして、僕らもホームであの雰囲気をつくらなければならないと語っていた。
自分たちが作り出す応援よりもアウェイのゴール裏が良いと認めるのはつらいことだったと思う。
彼はそのつらさを乗り越えても、チームのために語ったのだ・・・・と思う。
しかし、そう語った彼の気持ちにきちんと応えられていた人がどれだけいただろうか。
後半振り向いて周りを見たら動きのないゴール裏。
あれじゃあゴール裏の戦う雰囲気はできようはずがない。
チームのために語り合うことも必要だと思う。
たとえばそれが現場でなく、掲示板やブログであってもかまわないと思う。
しかし、本当は自分の中にあるかもしれない理由を他人の所為にして安心しないか、もう一度自分自信と語り合ってほしい。
自分が戦わなかった理由を探すことよりも、自分が戦わなかったことを重く考えてほしい。
試合中は応援だけに集中してほしい。それが本当は自分自身のためでもあるのだから。
僕らのコンサドーレ札幌のために、試合会場に足を運んでいる僕ら全員。
こんなにもチームを愛しているのだからもっともっと出来るはずだと思う。