サッカーはサッカーを愛する人のもの

 あの猛吹雪の中で応援した山形のサポーターのみなさん。
 本当にご苦労さまでした。
 札幌のサポーターも雪の中の応援は慣れっこだけど、大変なんだよね。寒いし、濡れるし。
 
 それにしても犬飼氏。
 そんなに秋冬制を導入したいのであれば、雪の山形に現れて、山形のサポーター席に入って共に応援し、この季節よりももっと寒い時期の開催も問題ないと周りの人間を説得すれば良いではないか。
 秋冬制に反対するサポーターが署名を持参した際には面会を拒否したそうだが、受け止めて熱く語り、説得すれば良いではないか。
 貴賓席とかと違って暖房のないスタンドで応援する、末端のサッカーを愛する人たちのコトを、この国のサッカー協会の会長は考えたことはきっとない。
 
 どんなに地元を愛していても、どんなにクラブを愛していても、あの気候の中で応援しようという人の数は減ってしまうもの。
 寒い中、外で応援するのって、やっぱり物好きと思われちゃうよね。
 
 寒いからテレビで見ようという・・・となる。
 
 そして観客の減少はクラブの経営に深刻な打撃を与える。
 
 自らの組織の末端の構成員を犠牲にするような施策を導入し、どうして日本のサッカーが強くなるだろう。
 サッカー協会の会長はいったい誰の利益を代表しているのだろう?
  
  
 
 こちらのブログに広告代理店(電通と博報堂ですなあ)と秋冬制移行の関係について興味深い推測がなされています。
 おもしろいので読んでみてください。 
 プロ野球を高く売るためにはサッカーは秋冬に開催された方が都合が良い。
 わかる話です。

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