GWの連戦、最初の相手は愛媛FC。
今年の愛媛FCは開幕3連勝した後は7試合勝ちなし、しかも、その間はわずか2得点しかしていない。
普通に考えれば楽に勝たなければならない相手だと思う。
でも、僕らは2007年に愛媛と対戦し、彼らが楽に勝たしてくれる相手ではないコトを我が身で経験している。
苦労して苦労して、最後の最後に大伍のゴールでようやく勝った松山での試合。
あの勝利がなければ広島と入れ替え戦を戦ったのは京都ではなく僕らだったはず。
今、7試合勝ちなしで愛媛の選手は勝利に飢えている。
最初からガツガツ来るに違いない。
勝てていないことは愛媛の選手達に普段以上の力を与える。
執拗なプレスからカウンターを許してしまうと、札幌もまだ盤石とは言えない。
やる前から勝利が決まっている戦いなどないのだ。
僕ら、札幌のサポーターの悪い癖は、ちょっと勝てないと必要以上に悲観し、勝ち始めると相手を舐めてしまう部分だと思う。
今、僕らは愛媛に楽に勝てるような「錯覚」をしていないだろうか?
J2だって楽に勝てないことは、序盤の7試合で十分(すぎるほど)勉強したはず。
この後だって厳しい戦いが続く。
だから相手がどこであろうとも、札幌は挑戦者のスピリットで襲いかかることが必要だと思う。
それは選手だけでなく、サポーターも同じ。
札幌ドームが本当の意味でホームの空間になれるか、問われているのは選手よりも僕らなのかもしれない。
僕らに油断は必要ないと思う。
最初から全力で行こう!!