ともあれホームでの初勝利でした。この結果、順位の方も8位まで上昇し、7位の徳島とは勝ち点差なし、6位の鳥栖から2位の福岡までだって勝ち点差4~6しかありません。逆に下を見ても、9位~11位のチームまでは勝ち点で1の差しかないわけで、1位京都と最下位草津をのぞく10チームは見事に混戦状態な訳です。つまり、毎試合、毎試合、順位が激しく変わるわけで、サポとしては一喜一憂できて楽しいシーズンになったと言えるかもしれません。
さて、今年の札幌は、上位(1位~5位)である京都、福岡、湘南、甲府と対戦して無敗のチームです。その分、下位のチームからの取りこぼしがあり、現在の順位ではありますが、山形は現在3位につけるチーム。今年のジンクスが正しければ負けることはないでしょう。できれば山形に勝って、上位を伺う位置まで進出してほしいですね。
さて、今日の試合を見た感想。
攻撃の質的な変化を感じました。いままではサイド攻撃重視のサッカーでしたが、今日の試合は中央突破を盛んに試みていたように思います。札幌はサイド攻撃だと相手にも思われれば、比較的対応は出来るのでしょうが、砂川、上里、岳也の3人が短いパスで中央を突破しようとする動きに横浜のDFはとまどっていたように感じました。
中央突破があれば、サイド攻撃も生きる。サイド攻撃が生きれば中央突破もまたよし。攻撃のバリエーションが増え始めたということは、柳下監督もいよいよ手応えを感じ始めたに違いありません。
あと、個人的には相川に拍手。試合終了間際、メインスタンド側の高い位置で横浜の外人選手のショルダータックルを受けてもバランスを崩さなかった相川。そう、君に求めるのはペナルティエリアの中で簡単に倒れることではなく、その力強さなんだよと心の中で拍手を送ってしまいました。
たぶん、監督あたりにあの福岡戦での転倒については、だいぶん絞られたんでしょうね。実戦すぐに結果を出すなんてやるじゃん、相川。
試合後の笑顔笑顔笑顔。ホームのゴール裏があんなに幸せ感の満ちた空間になったのは久しぶりですね。こういう試合を見れるとまたアウェイ遠征の虫が騒いでそれはそれで困るのですが・・・(苦笑)。
僅か2勝と言ってはしょぼいかもしれませんが、負けも2つしかないんですよね。ちょっとだけ期待が持てるシーズンになりそうですね。
その期待に応えてくれるんでしょうか、そんな意味でも7日の山形戦は大事ですね。
負け数は3敗ですよね。鳥栖仙台水戸。次の山形に勝てば勝ち数と負け数が並びます。