三浦カズについて

 横浜FCに移籍した三浦選手。
 現役にこだわり、サッカーを続ける姿勢を素直にリスペクトしたい。
 思えば、Jリーグが始まるまでは、代表の試合でも空席がほとんどという時代があったのだ。
 代表の試合でさえ、TV中継される事はそれほど多くなかった。
 いま、我々がサッカーを、Jリーグを、日本代表の試合を、そして海外の試合を、地上波や有料放送で楽しめるのは、Jリーグ以前やJリーグ創生期の名選手やOBたちが努力してきてくれた結果だということを忘れてはいけない。
 そして三浦カズ。
 日本人初の1億円選手となったカズ。プロサッカー選手という職業が職業として認知された最大の功労者はやはり三浦カズなのだ。
 自分の子供にサッカーを競技させる親が増えたからこそ現在の日本サッカーの若年層の充実がある。
 三浦カズの存在や、先人の活躍をなくして、いまの日本サッカーはありえない。
 
 
 「走れなくなった。」
 「出場していない。」
 
 いまのカズを、表面的な知識しかないようなヤツラが簡単に批判する。
 「おまえたち、そうじゃないだろ?」という真実の言葉は、ネット上の知識しかない人たちには決して届かない。
 
 
 偉大な人物を批判する事で、自分が偉くなったような錯覚に浸っている、口先だけで何もなしえていない、自らの経験では何も獲得していない。
 カズを批判する人物にはなにもない。
 
 そういった人たちの真逆にカズはいるのだ。
 
 
 だからこそ、僕は彼をリスペクトする。
 そして、その現役の最後の瞬間まで、見守っていきたいと思う。
 今回の横浜FCの北海道キャンプ。カズが来ているならば、絶対見に行ったのになあ。

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