世間で新潟vs京都戦における佐藤隆治氏のジャッジについて書いている人が多いので、僕は彼を弁護する立場から思うところを書きたいと思います。
まず、佐藤隆治氏が担当した札幌の試合ということでは、先日の磐田戦が記憶に新しいところです。
あの磐田戦、応援に特に集中していたこともありますが、ストレスなく試合に集中できたナイスジャッジだったと思っています。
流すところは流す、流れが切れたらロールバックしてファウルを取る。
スタンドから見ていてもちゃんと審判が見ているな、と感じたものです。
札幌関係で言えば、去年6月16日の徳島戦も佐藤氏でした。
ダヴィがキーパーの脚の間から足を入れてそのままシュートを決めた試合です。
ダヴィのシュートがゴールネットを揺らしたときに、躊躇なくゴールを示していましたから、やはりよく見ているなと思ったものです。
これらの試合を見た限り、佐藤氏がしっかりとした技術を持った主審であることは疑いありません。
だからこそ、30歳の若さでJ1の主審に抜擢されたのでしょう。
彼はレフリーカレッジの出身者(一期生?)でもあります。
今回の京都対新潟の試合で3人もの退場者が出たそうです。
監督も入れれば4人ですか。
野々村氏のように、プロの立場からきちんと映像を見せながら解説するのならわかります。
しかし、僕が気になるのは、佐藤氏に対する安易で無責任な批判です。
たとえば札幌系ブログでも、磐田戦のビデオを見直してみたらやっぱり変だったとか書いている人もいる始末。
ちょっと待って欲しいのです。
僕が知る限り佐藤氏が以前から問題のある笛を吹いているという話は知りません。
今回の判定には問題があったのかも知れませんが、自分の目で見た札幌の2試合には問題はなかったはずです。
サッカーは人が判定しているのですから、間違うこともあれば、熱くなってしまうこともあるかも知れません。
しかし、常日頃からおかしな笛を吹いているのであればともかく、一試合の結果だけで、しかも問題になった後から「磐田戦の笛も変だった」などというのは、人としてあまりにもリスペクトがなさ過ぎる、あんまりにも安易で軽薄で卑怯な発言だと思うのです。
審判の技術向上が必要なのは当然です。
今回の試合の判定の是非については僕は見ていないのでわかりませんが、仮に問題のある笛があったならJリーグの審判委員会が機能するでしょうし、佐藤氏はそれを受けてさらに技術を向上するよう努力していただければ良いと思います。
彼は間違いなく将来SRになる素材です。
僕らサッカーファンはプロの審判の諸氏に対し、プロのサッカー選手に対するのと同じように、敬意を持ちつつ、厳しく、そして温かい目で見守っても良いのではないでしょうか。
それが大きな意味でサッカーファミリーだと思います。
今回のような一部の批判は人としてとても残念な気がします。
・・・・見直してみたら?
・・・・やっぱり変だった?
そんなことを書いた人は、猛省し、まずサッカーをきちんと見ることからやり直すべきではないでしょうか。
ノノが解説していた、新潟vs京都の試合序盤の
新潟・千代反田の自爆をファウルとした部分については
ミスだったと思います。
見間違えもさることながら、
目の前の副審が流してコーナーを指しているのですから
それを尊重すべきだったと思う。
『対角線審判法』という審判の役割分担から言っても。
ただ、3人+1人退場については概ね妥当なジャッジだったと自分は思います。
今回の佐藤氏バッシングは、
3人+監督が退場になったというセンセーショナルな事実が先にあって、
そのあら捜しをしているように、自分も思えてなりません。
安易に批判することが
楽なんでしょう、結局
昨日の自分のmixiの日記で
毒を吐いた日記に
いつもよりコメントが多いのが
ビックリしてます
そんな感じなのかな世間が
ちょっと悲しいけど
なおしさん。yamachuさん。
コメントどうも。
自分が正しいと思いこんでいる人に限って他人に対して不寛容ですよね。
自分は客で金を払っている。
テレビでプロも批判していた。
だから便乗して批判してかまわない。
そういうのって品性下劣って言うんだと思います。
新潟X京都戦、何度も試合を見直しました。選手とのコミュニケーションをとろうとしない佐藤のミスとすらいえないジャッジです。人間だれしも間違いはありますが、選手達のシミュレーションを見抜けない(しかも何度も)人は、少なくともプロのピッチ上に立ってはいけないと思います。
でも、矢野のファウルは…。
ミスを認めるべきと思うんだなぁ。
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