毎日新聞より
<柳沢厚労相>子ども2人以上「健全」発言、波紋に拍車 2月6日21時15分配信 毎日新聞
「女性は産む機械」と発言し釈明に追われている柳沢伯夫厚生労働相が、6日の記者会見で「2人以上子どもを持ちたい若者」を「健全」と表現したことが波紋を広げている。首相官邸は問題視しない構えだが、野党側は「子どもが2人以上いなければ不健全なのか」と一斉に反発。柳沢厚労相の辞任を求める動きがさらに勢いづいており、国会審議の正常化を前に新たな火種となる可能性もある。
この発言を問題だと考えている人たちって、どういう人たちなんだろう?
「女性蔑視(べっし)が頭の中に染み付いているようだ。看過できない」(民主党の鳩山由紀夫幹事長)
「かつての『産めよ増やせよ』とお国のために子どもを産んだ考えと同じようだ」(国民新党の亀井久興幹事長)
・・・・・・。
国立社会保障・人口問題研究所の05年の調査によると、「いずれ結婚する」と回答した未婚男女の希望する子どもの数が平均値で2人を超えたこと結果が出たそうで、それを踏まえた、柳沢大臣の発言だそうです。
■柳沢伯夫厚生労働相の6日の記者会見での主なやり取りは次の通り。
(記者) 少子化対策は女性だけに求めるものなのか、考えはいかがか。
(厚労相) 若い人たちの雇用形態が、例えば婚姻状況などに強い相関関係を持ち、雇用が安定すれば婚姻率も高まるような状況なので、まず若者に安定した雇用の場を与えていかなければいけない。また、女性あるいは一緒の所帯に住む世帯の家計が、子どもを持つことで厳しい条件になるので、それらを軽減する経済的支援も必要だろう。もう一つは、やはり家庭を営み、子どもを育てることには人生の喜びのようなものがあるという意識の面も若い人たちがとらえることが必要だろう。そういうことを政策として考えていかなければならない。他方、当人の若い人たちは結婚をしたい、それから子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけだから、本当にそういう若者の健全な、なんというか希望というものに我々がフィットした政策を出していくことが非常に大事だと思っている。
・・・まったく、そのとおり。
いったい何が問題あるの?
たしかに女性を機械にたとえた発言は、表現は問題だと僕も思う。
(意味的にはそんなに間違っているとは思わないけど。)
だけど、今回は少しも間違っているとは思わない。
問題だとか騒いでいると逆に国民から、呆れられ見捨てられてしまうと思うんだけどナー。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、の類でしょうかね。
今回の柳沢発言は別に問題とは思いませんけど。
まるで、子どもの痴話げんかのようです。
こんなことやっているひまがあったら、もっと別なことを真剣に議論して欲しいと思うのですけどね。
議員が審議拒否って自らの存在価値を自ら否定しているように見えてしまう。
逆に「発言の是非は有権者が考えればいい、いま我々は予算案など真剣に議論しなければならない課題がある」って野党があれば、そりゃもう支持を集めると思うんですよね。
やることなすこと逆な気がするんですよね。悪い意味でマスコミに流されすぎ。
有権者は議員の人たちが思っているより、よほど冷静に状況を見ているような気がします。
政治って党同士の言い争い、けなし合いをする事が仕事
みたいになってますよね。
攻めた方は国民の支持を勝ち取ったかのように思っているのか?
本質を忘れちゃって本末転倒って感じがします。
今回のことは私は大騒ぎする程ではないけど、少し舌足らず
だった気もします。
<子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけだから>
「極めて喜ばしい状況」とか、「極めて頼もしい状況」などと言えば
良かったんじゃないでしょうか?
Baruさんどうも。
相手の失言をとらえて、政権に打撃を与えることが出来るつもりになっている姿がとても滑稽ですよね。
攻めているつもりになって、実は国民の心がどんどん離れているのに気がついていないのは、攻めている側の当事者能力のなさを示すとともに、実は国民にとって悲劇です。
いま必要なのは、代替能力を有する野党だと思うのですが、どうも見当たりません。