映画版「HERO」

 僕的法則の中に「木村拓哉が主演のドラマに外れなし」というのがありまして、最近では「華麗なる一族」にはまりまくっていましたが、この度、映画版「HERO」を見てきました。
 いやあ、面白かったですね。
 もちろん公開中の映画なのでストーリーについては触れませんが、登場する人物がそれぞれ魅力的でとてもかっこいいのです。
 そのかっこよさの源泉は、きっと自分の仕事に対するプロ意識なんですよね。
 決して手を抜かない。
 自分の仕事を過大評価もせず過小評価もせず、ただ自分のやるべきことから決して逃げない。
 そうすることができる人は、みんなHEROなんだ・・・という制作者側のメッセージがまっすぐ伝わってくる映画でした。
 だから、映画のタイトルでもある「HERO」は久利生公平一人ではなく、雨宮舞子も、中村美鈴も、芝山貢も、江上達夫も、末次隆之も、遠藤賢司も、牛丸豊も、鍋島利光も、黛雄作検事も、桂山裁判官も、そして蒲生弁護士も、みんな「HERO」なんです。
 もちろんエンターテイメント性も十分でしたし、1800円払ってみる価値は十分あると思いました。
 ただ重箱の隅をつつくような苦言を言えば・・・イ・ビョンホンを無理矢理登場させた理由がわからないかな。
 久しぶりに楽しめた映画でした。
 お勧め。

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