「support」カテゴリーアーカイブ

リフレッシュしよう

 まあ、見事にやられましたね。
 やるべきことが出来なければあの程度のチームにだってやられてしまうといういい教訓でしょう。
 1失点目も2失点目も見事なラッキーゴール。相手の異常なほどのミスの多さを考えれば、動揺する必要なんかまったくないはずなのに。
 ちょっとフラストレーションのたまる展開。そろそろサポーターだって堪忍袋の尾が切れますよ。
 だから、このインターバルできっちりリフレッシュしてほしい。
 体調を整え、戦意を養い、次の試合をきっちり勝ってほしい。
 仙台を叩けば雰囲気もまたよくなる筈。ずるずる連敗しない限り大丈夫なんだから。
 ただ、万が一、仙台にも不覚を取るような結果になれば、そろそろゴール裏も黙っていないと思う。連戦だから、過密日程だから、というのは一応理由になるかもしれないけど、札幌だけが連戦だったわけじゃない。札幌だけが過密日程なわけでもない。
 移動距離は長いけれども、その分体調管理や基礎トレーニングで補える部分だってあるはず。練習場だって立派だし、設備の整ったスタジアムがあり、J2では屈指のサポーターがついている。
 本当なら、徳島や水戸なんかに遅れをとっている場合じゃないはずだ。
 「札幌」を名乗って戦うということは、僕らのプライドを背負っているということを忘れないでほしい。
 そして僕らはネガティブになる必要なんかまったくない。
 愚痴なんか吐いてもいいことなんかひとつもない。それよりも次勝つために自分が何をするかを考えていたほうがよっぽどいいに決まっている。
 選手を信じ、チームを信じ、ともに前を見て行きたいと思う。

厳しい戦いは続く

 函館での愛媛戦の結果は残念でした。
 ただ、第3クールも終盤になると、どこのチームも研究され尽くされ、なかなか大きな連勝はできなくなってきています。
 実際に今節だって、札幌以外にも京都は引き分け、福岡は負けているわけで。
 たしかに札幌も勝ち点は思うようには積み上げられていない。
 けれども、モウリーニョもポルトで優勝したとき、終盤はライバルチームに勝ち点差を縮められなければOKだと考えていたそうですし、札幌も同じ状況でしょう。
 ひとつの敗北やひとつの引き分けでネガティブになってもしょうがないですし、厳しい日程をともに乗り越えて行きたいと言っているUSのスタンスに僕は賛同しますよ。
 そんなわけで明日はもう移動日。
 相手は徳島ですね。
 疲労に加え、移動距離も長く、昇格へのプレッシャーもあるでしょう。
 選手は心身ともに疲労していると思いますが、あいつらが少しでも普段どおり戦えるように、徳島にいける人は全力で応援してくれればと思います。
 ゴールはもうすぐ。
 選手だけでなく、サポーターも含めた総力で乗り越えていきましょう。

あまりにも大きな勝利

 京都戦は先制しながらも逆転され、さらに再逆転して勝利を収めるという鳥肌の立つような展開でした。
 試合環境は想像を絶する37.7度、特に前半は西日が強烈に差し込む最悪の環境。
 そんななかで先制し、追いつかれ逆転されても動揺せず、自分たちのサッカーを貫き追いつき再逆転するという精神力の強さ。90分とぎれない集中力。
 技術はともかく、戦う気持ちや心の力で京都を遙かに凌駕しているのを実感しました。
 あらためて思う。
 僕らの選手たちは最高だ。
 ここで安心し、油断してずるずる行ったらあっというまに昇格圏から転落・・・とか思っているがいるかもしれないけど、そんな心配はないと断言していいと思う。
 僕らの選手たちは強い。なにより心が強い。慢心もない。そしてプレッシャーすら自分たちの力にしている。
 既に上に行く資格は十分にある。
 だから、僕らはそんな選手たちを素直に信じて選手たちとともに上を目指して、一歩ずつ進んでいけばいい。
 後ろを振り向いて心配するのではなく、前だけを見て歩めばいいんだと思う。
 (心が強くなりきれてないのは、むしろ(一部の)サポーターの方かも?)
 さて以下文章にするのも野暮ったいので箇条書きで。

  • 西嶋2ゴール目おめでとう。シュートそのものよりもこぼれ球にいち早く反応していた集中力に感激しました。
  • 西嶋以外に詰めていた2選手。西嶋も含め京都の守備よりも3人もの選手がボールに詰めていたことに札幌の強さを感じました。
  • 曽田のPKはしょうがない。その前の選手が冷静に蹴り出せば良かったね。
  • 上に上がったら曽田は代表に呼ばれるんでないか?
  • あの暑さの中、前半走り回った征也。後半も決定的な仕事をしたね。
  • 芳賀キャプテンのキャプテンシー。彼をキャプテンに起用した三浦監督の人を見る目は凄いね。
  • 砂川、石井の二人の存在がどれほど心強いか。
  • 石井の動きにラウールを見た(^^;)
  • 猛暑の中、ともに戦った仲間たちに感謝!

残り試合数と勝ち点差

 J1残留のために必要な勝ち点は試合数×1。
 J1昇格のために必要な勝ち点は試合数×2。
 昇格、降格に関するよく言われる公理です。今年のJ2で試合数×2のペースで勝ち点を積み上げているのは、実は29試合で62点の札幌だけです。
 京都は、試合数29試合で57。試合数×2に1足りません。
 福岡は、29試合で49。
 仙台は、30試合で49。
 かなり厳しい数字ですね。
 J2終盤の昇格レース、逆転可能のためには勝ち点差より残り試合数が多くないと駄目というのもよく言われる公理です。
 3位の福岡との勝ち点差は13。残り試合数は19試合ですから、あと6試合勝ち点差を詰められないで経過すれば数字上はかなり安泰になってくるわけです。
 なんでこんな事を書いたかというと数字上安泰だから安心しても大丈夫という意味ではまったくありません。
 残り○○試合で、勝ち点差△△をひっくり返さなきゃという追う方のプレッシャーはここ2年くらい経験している。
 けれども追われる側のプレッシャーというのは未経験。これをどう選手たちと共有していくかということを少し考えてみたいからなんです。
 僕らの選手たちでJ1昇格を経験している選手はちょっと思いつきません。
 敢えて言えば三浦監督くらいでしょうか。
 精神的に弱いとは全く思わないけど、経験したことのない状況のなかで選手たちがどうなっていくのか、ちょっと心配な部分もあるような気がするのです。
 勝て勝て!と勝利を求めていくのももちろん大事なのですが、あまりプレッシャーをかけ過ぎるのも最近ちょっとどうかなと思い始めています。
 今年大切なのは昇格を決めること。
 そのために必要な事は、3位以下との勝ち点差を縮めないこと。
 終盤戦、昇格が見えてきたときのプレッシャーをどう乗り越えていくか、既に答えを持っているわけではありません。
 ヒントになりそうなのは、泰然と構えて選手を信じることかな~なんて思ってみたり。
 そろそろ少しづつ、みんなで考え初めてもいいのかなって思っています。

残り試合数と勝ち点差

 J1残留のために必要な勝ち点は試合数×1。
 J1昇格のために必要な勝ち点は試合数×2。
 昇格、降格に関するよく言われる公理です。今年のJ2で試合数×2のペースで勝ち点を積み上げているのは、実は29試合で62点の札幌だけです。
 京都は、試合数29試合で57。試合数×2に1足りません。
 福岡は、29試合で49。
 仙台は、30試合で49。
 かなり厳しい数字ですね。
 J2終盤の昇格レース、逆転可能のためには勝ち点差より残り試合数が多くないと駄目というのもよく言われる公理です。
 3位の福岡との勝ち点差は13。残り試合数は19試合ですから、あと6試合勝ち点差を詰められないで経過すれば数字上はかなり安泰になってくるわけです。
 なんでこんな事を書いたかというと数字上安泰だから安心しても大丈夫という意味ではまったくありません。
 残り○○試合で、勝ち点差△△をひっくり返さなきゃという追う方のプレッシャーはここ2年くらい経験している。
 けれども追われる側のプレッシャーというのは未経験。これをどう選手たちと共有していくかということを少し考えてみたいからなんです。
 僕らの選手たちでJ1昇格を経験している選手はちょっと思いつきません。
 敢えて言えば三浦監督くらいでしょうか。
 精神的に弱いとは全く思わないけど、経験したことのない状況のなかで選手たちがどうなっていくのか、ちょっと心配な部分もあるような気がするのです。
 勝て勝て!と勝利を求めていくのももちろん大事なのですが、あまりプレッシャーをかけ過ぎるのも最近ちょっとどうかなと思い始めています。
 今年大切なのは昇格を決めること。
 そのために必要な事は、3位以下との勝ち点差を縮めないこと。
 終盤戦、昇格が見えてきたときのプレッシャーをどう乗り越えていくか、既に答えを持っているわけではありません。
 ヒントになりそうなのは、泰然と構えて選手を信じることかな~なんて思ってみたり。
 そろそろ少しづつ、みんなで考え初めてもいいのかなって思っています。

勝ちたかった試合だけど

 「フッキさんお願い!!」という感のあるヴェルディのサッカー。
 ボールを繋いで相手を崩すのが信条のチームだったと思っていたので、「あんなにつまらないサッカーをするチームだっけ?」というのが試合中の印象。
 結局は東京ヴェルディというチームにではなく、フッキ個人に2ゴールを許してしまう。
 先制点を取って勝ちきれなかった事は全く満足できない。
 しかし、2点奪われた後に同点に追いついた選手たちの執念については、一応評価したい。
 戻ってきた選手たちの顔を見ても、一様に厳しい顔で勝てなかったことを悔しいと思っているような雰囲気。
 それでいいと思う。
 この悔しさを次の仙台戦での勝利につなげてくれればそれでいい。
 応援に関しては、ちょっと思うところがあるかな。
 膠着した試合展開では1点入った瞬間、そこから試合が急激に動くという事は良くあること。
 コンサドーレの試合に限らず、何度もそういう展開を見てきた。
 だから、ああいう形で先制点が入った後、スタジアム全体が沸くのは当然としても、せめてコアになる部分はもうちょっと冷静でありたいというか、締めたいというか、なにか工夫したい気がしましたね。
 謙伍の同点ゴールも同じ。
 「追いついただけなのに、まだ勝ち越していないのに、ゴール裏中心部は喜び過ぎだったのではないか!?」という疑問を自分の中で消せません。
 ホームで、厚別で、勝つことを選手たちに求めるのであれば、あの瞬間、10秒でも20秒でも時間が残っているのであれば、喜ぶ前に3点目を求めていかないと
 結局、あのゴールとともに試合は終了したわけだけど。
 もし、選手たちに不満があるとすれば、ゴールを決めた謙伍。インタビューで「勝ち点3を取れなかった事が悔しい。」
 だったら、決めた後のあのボールを自らゴールの中に拾いに行ってセンターサークルにセットして欲しかったかな。いや、謙伍に限らず、誰か一人でも、あのボールを拾いに行く姿勢を見せて欲しかった。
 そのことは僕らサポーターと選手たちの共通の課題。
 僕らはもっともっと成長しなくてはならない。そしてその歩みは選手たちと歩調を合わせたものでありたいと強く思う。
 スタジアム全体をその歩みに巻き込んでいくための方法は、きっと熱くなりきれていない周りの”仲間”を怒ることではないと思う。

ありがとう

 「厚別の歌」プロジェクトに参加してくださったみなさんに感謝します。
 このプロジェクトはある一人のサポーターの発案に、ゴール裏のみんなが協力してつくりあげたものですが、成功させたのはメインスタンドやバックスタンドのみなさんの協力です。
 僕自身はメインスタンドにいたのですが、歌い終わってゴール裏に戻ったとき、メインスタンドのみんなが立っているのを見て、鳥肌が立つほど感動しました。
 ゴール裏の応援もいつもより熱かった気がしますが、あのゴール裏の熱さをつくったのはメインやバックの総立ちの姿だったかも知れません。
 バックスタンドは選手の入場時に選手たちの視線の先にあります。
 メインスタンドは選手の入場時に頭の上から応援の声がダイレクトに降り注ぎます。
 メインスタンド&バックスタンドの応援の力はゴール裏とはまた違った力を持っていることを強く実感できた厚別の夜でした。
 福岡戦の勝ち点3はメインスタンドやバックスタンドのみなさんの力です。
 選手の入場時にスタジアム全体で立ち上がって迎えるのは、札幌の応援スタイルにしたいですね・・・・。

さあ、明日だ!

 後半戦開始ですね。
 明日の試合では多くのブログで書かれているように「厚別の歌」プロジェクトがあります。
 絶対成功させたいと思っています。
 絶対に選手たちは感じるものがあると思います。
 選手の立場になって想像してみましょう。

 ・・・・ロッカールームからミックスゾーンに出てきて、FIAR PLAYフラッグにサインしている頃、スタジアムから聞こえてくる「厚別の歌」。
 「そう、ここは我らの厚別。みせろおまえの情熱。」
 ミックスゾーンから進み始めると、頭の上、メインスタンドから降りてくる「厚別の歌」。
 振り返るとメインスタンドのお客さんは総立ちになっている。
 ピッチに入る。正面のバックスタンドからの「厚別の歌」。
 バックスタンドも総立ち。
 そしてゴール裏からも「厚別の歌」。いつもと同じく、それ以上に熱狂的な応援。
 アウェイ側ゴール裏の一部を除き、ほとんどの角度から自分らを応援する歌が聞こえてくる・・・・。

 いつもとはちょっと違う雰囲気に絶対気合いが入ると思うんです。
 後半戦初戦に向け、最高の舞台をつくってあげたいじゃないですか。
 メインスタンド、バックスタンドの人たちも、(選手入場の時だけでも、)選手に力を分けてあげてください。必ず皆さんの声は選手の力になると思います。
 この行動に是非協力をお願いします。

後半戦スタート

 前半戦24試合が終わったばかりですが、水曜日からはもう後半戦が始まります。
 勝ち点51という開幕前は誰も予想していない勝ち点をかき集めてはいますが、僕らの目標はむろんJ1に昇格すること。
 まだ何も決まっていない以上、少しも油断できませんし、選手もスタッフももちろん僕らサポーターも目標に向かって一丸になって突き進んでいかなければなりません。
 第2クールまでに獲得した勝ち点は確かに素晴らしいのですが、前半戦の終盤は1勝3分1敗とちょっとペースダウンしたのも事実。草津、山形、福岡と続くホーム3連戦で一つも勝てないなんて事になるとちょっと流れが悪くなりそうな気がします。
 だから次の福岡戦。なんとしても雰囲気を変えたい。いや変えなきゃいけない。
 そんな風に思っていたらゴール裏有志の面々からこんな企画が提案されてきました。
 ブログ等で告知して欲しいとのことなので、このブログも協賛します。
 厚別スタンディングオベーション作戦

 行け行け 赤と黒の 俺たちの札幌
 そうここは我らの厚別。
 見せろおまえの情熱。

(「厚別の歌」のmp3ファイルはこちら
 やることは簡単。
 選手入場時に「厚別の歌」で選手を迎えるだけです。ただ、これをスタジアム全体で立ってやりたいのです。スタンディングオベーションっぽい雰囲気をつくれれば最高です。
 選手入場時にスタジアム全体でやることで、選手たちに厚別という特別な場所であることを伝えたい。
 そして、スタジアム全体の雰囲気をつくるのはゴール裏だけではなく、メインスタンドやバックスタンドも大切なんだって事を判って欲しい。
 そしてなりよりここ数試合の停滞気味の雰囲気を一変させ、後半戦、最高のスタートをさせてあげたい。
 そんな気持ちが込められています。
 一番大切なのは、この地で相手には勝ち点1すら与えないんだという雰囲気をスタジアム全体でつくること。
 この企画に賛同していただける方は是非、自己のブログに告知する、知り合いに伝えるなどのご協力をお願いします。

選手とサポーターの距離

 試合終了後の曽田の叫び。
 「大丈夫だ。俺たちを信じろ!」
 選手たちは本当に勝ちたかったのだろうし、もしかしたら俺たち以上に勝てなくて悔しかったのだろう。
 「絶対今年昇格する。」
 「その自信もある。」
 その気持ちがあの言葉になったんだとしたら、曽田のその気持ちは素直に嬉しい。
 ただ、僕たちはこれでいいのだろうか。
 勝って欲しい。強くなって欲しい。いいサッカーをして欲しい。
 J1に昇格してJ1で暴れて欲しい。
 戦えない僕らの代わりに戦って欲しい。僕らにもその手伝いをさせて欲しい。
 ただそれだけなのに、その気持ちがうまく伝わっていないのではないだろうか。
 もしかして、選手たちは「もっと信じて欲しい」と思っているのではないか?
 だとしたら、僕らは選手を応援しながら選手の気持ちを判っていないのかも知れない。
 そして、選手の気持ちをわかっていないのなら、選手との距離を縮めるのは難しいのかも知れない。
 ただ勝てというだけではなく、選手たちとゴール裏の信頼関係をどうつくっていくか。
 曽田の言葉にいろいろ考えさせられた試合後なのでした。
 ただ、曽田は自分の気持ちを発信してくれた。
 僕らに正直な気持ちを伝えてくれた。
 そのことはきっととても大切な事だと思うのです。