クラブは変わらなければならない。
すべてに本気で全力で向かい合っていく気概がないと本当の意味で札幌は強くならないと思うから。
どこかに甘さを持った今のクラブの体質は誰の目にも明らかだろうし、このままでは駄目だと感じているUSの危機感や苦悩には心の底から同意できる。
でも。
それでも僕は応援したいのだ。
6年ぶりに戦う、浦和のサポーターを前に、戦いを放棄する選択は僕の中にはない。
11月8日、試合が行われるのは僕らのホームではないか。
ピッチの上で戦う選手たちを前に、何もしないなんて僕には耐えられそうにない。
逆にそれだけに、応援しないという選択をした人たちの気持ちもわかる。
だから、その重い選択を、安易に批判するのは間違いだとも思う。
自分自身がどう行動するか。
あと1週間、僕の苦悩もまた続きそうだ。
付和雷同するのではなく、悩み抜いてその日を迎えるべきなんだろうな。
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五段階計画にビジョンがあるという幻想
五段階計画とかビジョンとか、最近はそういう言葉がキーワードになっているようなので、自分なりの考えを書いておこうと思う。
そもそも五段階計画とはなにか。
結論から言ってしまえば、それは強化の計画ではないというのが僕の考え。
事実上の倒産状態まで追い込まれていた北海道フットボールクラブが、なんとか存続するためのリストラの計画であったというのが真相に近いと思うから。
少しだけチームの歴史を振り返ります。
岡田武史氏が札幌の指揮を執っていた時期、氏の古くからの友人である小山哲司氏をチームの強化部長に呼び寄せました。
小山氏は岡田武史がチームを去った後もその後も数年、強化部長としてチームに残ります。
散々な2002年を経験し、2003年、その小山氏も横浜Fマリノスに去り、強化部長は城福敬氏に交代するわけです。
ちなみに2003年のチームは、99%小山氏が編成したとのインタビューがこちらにあります。
この年、札幌は1年でのJ1復帰を目指し、ウィル、ホベルッチ、ベッドという他のJ2チームがうらやむ補強を敢行し、そのうえ、監督には実績のあるジョアン・カルロス氏を招聘しています。
ところがそのブラジルトリオがシーズン中に全員居なくなるという異常事態に接し、ビタウ、ウリダ、アンドラジーニャなどを次々に補強しますが、結局J2中位に甘んじただけでなく、この年だけで3億円近い赤字を出してしまいます。
債務超過も4億をはるかに超え経営的には倒産状態。
一年でのJ1復帰が叶わなかったことでJリーグからの分配金も削減され、数年後には行政からの補助金も打ち切られる見込み・・・という危機的状況で打ち出されたのが五段階計画です。
コンサドーレ札幌強化計画(いわゆる五段階計画)にも次のように記載されています。
1)最大の問題は、債務超過状態
2003年度見込で5 億4千百万円の債務超過
収支状況から見て早期解消の可能性は少ない
経営的には事実上の倒産状態にある
五段階計画が発表された状況というのは、こういう状況だったことを忘れてはいけません。
チームを存続させるただ一つの方法は、選手人件費を大幅に削減し、収支均衡を図ることしかありませんでした。
こうして2004年には今野泰幸を移籍させ、高年俸選手を放出し、外国人選手が0人、新卒8人という体制にし、移籍金収入もあったことで3億円以上の黒字をだしたのです。
その後、さらに数年を経て、五段階計画には触れられてなかった減資を実施することが出来、ようやく普通の経営状態に戻ったわけです。
だから、今年の減資により五段階計画は役割を終えたのかな・・・?と考えていました。
ところが柏戦の後、村野GMが興味深い発言をしています。
それは「予算と強化の二本立て」という部分。
村野 数字的に書くと、お金の部分も有りますので・・。まあ五段階でないというのは間違いないです。五段階というのは、「安定したチーム」ですから・・。3.5とかですね、4とか・・・。これでちょっと一歩後退かなというようなイメージです。
予算と強化の二本立てで出来ておりますので、それで比較すると判ると思います。
(引用元:http://www5.famille.ne.jp/~report/2008-10-19.html)
つまり、クラブは再び債務超過に陥らないために、五段階計画を経営の指標として捉えていることが伺えます。
チームが存続するためのリストラ計画。
その結果のチームの若返りと収支均衡。
そして戦力アップのための若手育成。
それはまさにプロビンチャとしての姿に他なりませんし、現実的にコンサドーレ札幌が存続していくためには、やはりそれ以外の選択肢はないのでしょう。
だから僕はクラブが五段階計画に留まっていることを否定しません。
しかし、なにか壮大なビジョンがそこにあると考えている人がいるならば、僕は「それは幻想じゃないか?」と思うのです。
だから、ビジョンをクラブに求めても出てこないような気がします。
というよりもビジョンを求められてクラブは困惑しているのでは、と想像しています。
なぜならば、クラブの経営資源は限られている上、減少傾向なのだから、これまで通り、ユース世代からの若手の育成に力を注ぎ、J1再昇格を目指すとしか答えようがないから。
クラブの中に弱さがあり、それを克服しなければならないというのは全く同意。
でも、それは一人一人が自分の責任をきちっと果たすというレベルの話から始めなきゃいけないんじゃないかな。
ビジョンなんてレベルには到達していない気がします。
ちなみに、五段階計画にはこういうことも書かれています。
①負の遺産の一掃(達成済み)
②経営コストの最小化(?)
③新資本の増強(一部達成?)
④継続可能な収支構造(?)
⑤選手育成を基本としたチーム力(達成済み)
⑥プロとして安定したフロント(?)
⑦社員の意識改革(?)
7番・・・・。
出場機会は実力で掴むもの
先日の話の時、「来期につながる戦いを希望します。」との発言があり、村野GMからは「普通はそうするんでけど・・・。現場と相談してみます。」という答えがあった。
どうにも違和感がある。
本当にそうなんだろうか。
箕輪選手の言葉じゃないけど、札幌の選手(特に若手)の練習不足はいろいろなところで指摘されている。
その程度の意識の(若手)選手に出場機会や経験だけを与える意味はあるんだろうか。
出場機会を得ることが出来なかった(若手)選手は、監督が使いたくなる選手に自分が成れなかったことをまず反省するべきだと思うし、そういう反省なしに出場機会だけを与えるのはますます勘違いにつながるような気がする。
悪いのは選手だけじゃない。
ろくに出場機会もないそういう若手選手をちやほやして、スポイルしてきたのは宮の沢に常駐しているある種の人たちなんじゃないか。
このチームを取り巻くすべてにもっと厳しさが必要だと思う。
出場機会は実力で奪うもの。
来期にいるかもしれないけど、実力の足りない選手にあえて出場機会を与える必要はない。
「普通はそうするんだろうけど・・・」と言ったGMも同じ気持ちだったように思う。
結果を出せなかった以上、三浦監督には責任を取っていただくしかないけれども、「ベスト布陣で臨む」と明言している監督の姿勢は支持出来ると思う。
そういえば、役に立たなかった助っ人外人も「プレゼントに出場機会が欲しい」とか言っていたね。
選手の敗北
西大伍以外の選手には失望した。
史上最短タイで、しかも、厚別で一度も勝つことすら出来ずに情けなくも降格したというのに、試合後に倒れこむ選手も涙を流す選手も一人もいなかった。
必死で何かを伝えたいサポーターの前を、一礼だけして通り過ぎる選手たち。
そして気がついてしまった。
心からこのチームを愛し、このチームのために必死で戦った選手は殆どいないんだということに。
そのことに気がついた多くの仲間たちが、また、スタジアムを去っていくのだろう。
どうしてこうなってしまったんだろう。
たとえ試合に負けても、勝とうと全力で戦う姿を見せてくれれば、強くなろうと挑戦してくれる姿を見せてくれれば、そしていつの日にか結果を出してくれれば僕らは満足なのに。
J2での5年間を経て、この間いくつもの出会いと別れがあって、ようやく掴んだJ1なのに。
意地を見せることなく簡単に失ってしまった。
過去には村田がいた。古川がいた。
サポーターと心を通わせることが出来、共に歓び、共に悔しがる選手がいた。
札幌での選手の頑張りは個人事業主としての頑張り。
移籍して新しいチームへいけばまたそこでそれなりに頑張るのだろう。
けれども、そんな選手は絶対に一流にはならない。
ずるずると所属するカテゴリを下位へ下位へ移しながら、それなりのレベルのサッカーを続けるのだろう。
個人的な技量の問題ではきっとない。
選手たちの敗北は覚悟が足りなかったこと。
少しでも選手たちの中に、このチームのためにという意識があれば、こんな無様な結果にはならなかったと思う。
そのことが残念でならない。
サポーターは応援する機械じゃない。
僕は次の試合から、サポーターと共に戦う気持ちを見せる選手だけを応援しようと思う。
サポーターの敗北
コンサドーレ札幌とは、運営会社や選手やコーチだけではない。このチームを強くしたいと願い、行動するすべての存在がコンサドーレ札幌だ。
僕はそう思っている。
だから、選手やスタッフがそうであるように、僕らもコンサドーレ札幌を構成する力の一つだ。
「僕はコンサドーレ札幌を心から愛している。」
そう言い切れる数百人が試合後のあの場所にいたと思う。
けれども、あの数百人の中に、自分自身に嘘をつくことなく、「自分は全力で応援しきった。」と誰に対しても胸を張って言うことが出来る人は何人いただろう。
全員そろって腹の底から叫んでいればもの凄い雰囲気をつくることができるのに、5ゲート前を埋め尽くす数の人がいても、昨日のゴール裏はあの程度だった。
これがサポーターの敗北でなくてなんだろう。
村野GMは結果を受けて僕らの前に来てくれた。僕らから逃げず、僕らと話をし、すぐに社長を呼ぶ決断をしてくれた。
最高責任者である矢萩社長も時間はかかったものの僕らの前に来た。
その村野GMや矢萩社長に対しての無礼な罵声は必要だっただろうか。
僕には自分が責任を果たさなかったことから逃げるための罵声にしか聞こえなかった。
僕らはもっともっと強く戦っていかなければならない。
だから思いを行動に換えていく必要がある。
それは一人一人がもっと自覚しなければならないことで、少なくても今年のこの結果を、誰かのせいにして安心してはいけない。
選手には選手の、スタッフにはスタッフの、広報には広報の、営業には営業の、サポーターにはサポーターの、それぞれの反省がある筈だから。
僕は、3度目の降格という結果すら僕らの成長の糧にしていきたいと強く願う。
ダヴィ帰る
なんというか言葉がでない展開ですね。
ダヴィのコトには区切りをつけ、ダヴィの居ないチームを心底サポートしようと思っていたのに、戻ってきてしまうとは。
一度札幌から離れた選手、これまでと同じように札幌にとって戦ってくれるのでしょうか。
これまでと同じようにダヴィを応援できるのでしょうか。
非常に複雑な気持ちの人が多いと思います。
でも、冷静になって考えてみれば、もし、彼の心が既に札幌から離れているのであれば、監督が彼を使うわけがありません。
僕らにしても、彼が赤黒のジャージを着て札幌のためにプレイするのであれば、全力で応援する以外の選択肢はないはずです。
残り7試合、「札幌以外ではやりたくない。」と彼が思うような熱い応援をしようじゃないですか。
一選手の動向に一喜一憂するよりは目の前の試合に勝つことを考えるべきです。
戦う理由
今を戦えない奴が明日戦えるとは思えない。
だから、今を戦うのだ。
戦う理由はそれだけで十分なんじゃないだろうか。
清水戦のころから
清水戦の淡泊なプレイぶりからオファーがあったんだなあと思っていました。
(プロロガで誰かにそのことを話しましたね。)
国内移籍/プロA選手
イ. 契約期間中に移籍する場合:クラブ間の合意による
移籍金の上限はありません。
いくらでもふっかけましょう。10億くらい要求してみましょうか。
海外移籍
海外移籍するためには、国際移籍証明書が必要ですよね。
保証金の額は交渉次第。
いくらでもふっかけましょう。10億くらい要求してみましょうか。
ある意味、契約が切れるタイミングではなく、このタイミングというのはむしろ良かったのかもしれません。
どこかに主力選手を保証金なしで取られたチームがありましたね。
ところで、北海道新聞。
Jリーグの今季の移籍期限は終了しているため、仮に移籍が決まっても今季は移籍先でJリーグの試合には出場できない。
Jリーグには出場できなくても、ACL要員に必要としているチームはあるんじゃないでしょうかねえ・・・・。
ところで今回の移籍で気持ちが折れるかって?
冗談でしょ。
ダヴィはいい選手であったが、ムラもあった。カードの累積や出場停止も多かった。
安い選手を高く売り、その間にクラブの力の充実を図るのはプロヴィンチャの宿命じゃないか。
こんなことはとっくに織り込み済み。
いままでありがとう、ダヴィ。
そしてさようなら。
俺たちはいつか必ず強くなってやる。
見てろよ。
選手たちの戦い、僕らの戦い
昨日の厚別は、ガンバ大阪戦に続き、メインスタンドやバックスタンドのご協力をいただきました。
特にキックオフ直前のメインスタンドの小旗はとても美しく、感動的でした。
バックスタンドの大文字の熱いメッセージもぐっと来ました。
それを見ていた選手たちにも特別な想いが伝わったのではないでしょうか。
勝ち点3という結果にはつながらなかったのは残念ですが、ご協力をいただいたメインスタンドやバックスタンドの皆さん、本当にありがとうございました。
* * * * * * * * * * * *
スタジアムには常に二つの戦いがあります。
実際にピッチ上で戦う選手たちの戦い。
そしてその選手たちの後押しをする僕らサポーターの戦い。
昨日の選手たちからは、勝ちたいんだという闘志は伝わって来ました。
少なくても清水戦とはまるで違った。
でも、ゴール裏のサポーターはどうだったでしょうか。
”J1に残留したい”という想いは千葉のサポーターも札幌のサポーターとも同じ。
でもスタジアムで、より強く残留したいという強烈な意志を見せていたのは、人数は少なくても千葉のサポーターの方だったような気がします。
昔から言われていることだけど、札幌のサポーターは気持ちが弱い。
負けているときこそ、相手にリードを許しているときこそ、より大きな声で選手を鼓舞する必要がある筈なのに、千葉に先制されると声が落ち、同点に追いつくと盛り上がり、勝ち越されると意気消沈し、同点に追いつくと盛り上がる。
勝つために応援しているのに、試合局面が有利な時は声を出せても、不利になると声がでない。
僕らサポーターは本当の意味で戦っていない。
戦わなければならない時間帯に戦っていないのにどうして選手に勝利を要求できるんだろう。
昨日の敗北は、僕ら自身の敗北でもある。
そのことが勝ち点3を取れなかった以上に悔しい。
そろそろ僕らもゴール裏のあり方というものを根本的に考え直さなければいけないのではないだろうか。
行動すること
「やるよ」と口で言うのは簡単。
「やるよ」とブログに書くのも簡単。
でも、実際に行動するには相当の覚悟がいるもの。
ましてやスタジアムの雰囲気を一変させ、願いを圧倒的に選手に届ける応援となると至難の業。
思っているだけ、願っているだけでは、その気持ちは選手にけして届かない。
行動しよう。
ガンバ戦の夜のように。
そしてコンサドーレのゴールを、勝利を、叫び声で呼ぼう。
もう勝利以外は許されないのだから。