ショックとしか言いようがありません。
高さの強さは誰もが認めるところですが、僕的にはDFに転向直後、最終ラインから最前線まで正確なパスを通していた姿に、将来の「代表」が見えたのが忘れられません。
当時の仲間たちは笑っていたけど、俺は信じていたんだよね。いつか青いユニフォームを着る日が来ると。
来年も一緒に戦えると思っていたのに・・・・。
本人の決断は重いとは思いますが、本当に、本当に、本当に残念です。
大分は大丈夫なのか?
あまりに衝撃的なニュースだったので紹介します。
経営難に陥っている大分トリニータは来年1月の決算時に、およそ7億円から8億円の資金不足に陥る恐れがあることを広瀬知事が会見で指摘しました。広瀬知事は「1月の決算期までに7億から8億円の不足が生じる」と述べ大分トリニータが7億円から8億円の資金不足に陥ることを指摘しました。
その要因としては
・今シーズンの入場料収入がおよそ6000万円減少。
・広告料収入については今月11日の溝畑社長の会見で1億円から2億円の不足とされていましたが実際にはおよそ2億9000万円が不足していることが分かりました。
・さらに来期以降の予算4億円を今期前倒してチーム運営に使っていたため来年1月の決算までにおよそ7億円から8億円の資金が不足する恐れがあります。
大分放送のニュースより。
累積赤字11億。債務超過5億6千万。決算時の資金不足7億円。
このニュースを見る限りでは経営は本当に深刻そうで、経営破綻と言っていい状況です。
ナビスコ杯の優勝や溝端社長の活躍に脚光が浴びていた裏側で、ここまで事態が悪化していたとは思いませんでした。
大分にはスポンサー問題もありましたが、ここまで経営が深刻な状況になっていたと知っていたら、どうだったのでしょうか。
改めて日頃からのクラブとサポーターの対話の重要性を痛感します。
来年は同じJ2のライバルなので同情ばかりも出来ませんが、同じ地方クラブの苦しさを背負っているだけに気になりますね。
ISHIYAさんには感謝するけれども
ニトリの撤退に伴って、ISHIYAさんがスポンサー料の増額を申し出た旨の報道があった。
チームの苦しいときに支援してくれるISHIYAさんには深く感謝するし、本当にありがたいと思う。
北海道に、札幌に、ISHIYAさんがあって本当によかったと思う。
それと同時に、ISHIYAさん以外にコンサドーレの支援に手を上げようという企業が(今のところ)現れていないことをとても残念に思う。
コンサドーレに魅力を感じる企業が増えないと支援の輪は広がらない。
チームがずっと存続していくためには、北海道に愛され、大切にされていかなければならない。
何が必要だろうか。
絶対にやってはいけないことはわかっている。
戦う姿勢を決して失わないこと。
どんなときにもひたむきに戦い、勝てても勝てなくても見ている者に勇気や力を与えること。
そして、サッカーファンだけでなく、一般の人が見ていて面白いサッカーをすること。
そういうことがきっと今、求められているんだと思う。
選手もサポーターもクラブも各々が最大限の役割を果たしていかなければならない。
ISHIYAさんの支援増額には少しだけ安心したけれども、ニトリさんの撤退には恐怖を感じたはず。
今回感じた恐怖を繰り返さないために、自分自身もっと考え、行動していきたいと思う。
静岡遠征(最終回)
七滝から北に数キロ進むと天城峠や浄蓮の滝があります。
まずは、浄蓮の滝に行ってみました。
写真をクリックすると拡大されます。
水の色と苔の色に絶句。なんというか、滝つぼに引き込まれそうです。
石川さゆりの歌碑もありました。
浄蓮の滝そばの蕎麦屋さんにて昼食です。これもめっちゃおいしかった。
写真にも写っていますが、生わさびを自分で擂ってそばにかけて食べます。練りわさびとはぜんぜん違う本物の味でした。
昼食後、天城隋道を抜け、東海岸に進みます。
東海岸でのお目当ては、北川温泉(ほっかわおんせん)の露天風呂
相模灘に面した露天岩風呂です。
浴槽は3つあって、一番奥が女性専用になっています。
露天風呂から、太平洋や伊豆大島が見えるんですけど、お風呂の脇には「アメリカを見ながら入る露天風呂」と書かれています。
波の音を聞きながら入る露天風呂はまた独特の風情がありました。
* * * * * * * * * * *
このあと、羽田に向かって車を走らせたんですが、真鶴道路や厚木~大和間で渋滞に捕まって大変な目にあいました。
大鳥居のレンタカー屋に車を返したのが空港チェックインの30分前。
京急で羽田に向かおうとすると信号トラブルで電車が止まっているという・・・。
あと少しで最終便の飛行機に遅れそうって状況でしたがタクシーを走らせてなんとか無事到着。
タクシーを降りたのがチェックイン締め切りの5分前でした・・・。ありえない。
それにしても伊豆はいいところですね。
来年も湘南戦か甲府戦の帰りに(微毒)、足を伸ばしてみたいと思っています。
静岡遠征(4)
沢田公園露天風呂に入れなかったので、大沢温泉に向かいました。
大沢温泉は、松崎町から伊東市に向かう途中にあります。
渓流を木の橋を渡って温泉にわたります。
露天風呂はこんな感じ。
森林浴と温泉をいっぺんに堪能できる感じです。
入ってみるとお湯は最高。しかも・・・・
こんな感じでどんどん湧いています。
無論、源泉かけ流し。
泉質は最高でテンションあがりまくりでした。
後ろ髪を引かれながら、一路、東伊豆へ。
下田市には入らずに北上し、河津町湯ヶ野温泉へ車を走らせます。
川端康成ゆかりの宿である福田屋さんです。そばには「伊豆の踊り子」文学碑もありました。
さらに下田街道を北上すると、こんなものが・・・
二重のループ橋です。
この橋には入らずに、橋の手前を河津七滝方面へ向かいます。
大滝(「おおだる」と読みます)
きれいですね。
静岡遠征(3)
昨日書き忘れましたが、このホテルの目の前の島。
潮の満ち引きにより、島に渡る道ができるそうです。(トンボロ現象)
ムービーも見ることができます。(こちら)
天道よしみの珍島物語と同じですね。
ところで、西伊豆の温泉といえば、「沢田公園露天風呂」が有名でしょう。
堂ヶ島温泉からは車で5分くらいの場所にあり、チェックアウト後に訪問してみました。
(西伊豆町公式)
露天風呂の位置から、宿泊した堂ヶ島のホテルが見えます。
がけの上にあるこの温泉。露天風呂の15mくらい下はすぐ海です。
最高のロケーション、最高の眺望、・・・・のはずだったのですが。
先日の台風で男女の仕切りの壁が崩壊し、現在閉鎖中でした。。。
大ショック。
静岡遠征(2)
試合。
まあ、見た感想はほかのブログとかでも触れられているとおり、挑戦者としての姿勢があまり見られなかったような気がします。
失うものなんか何も無かったんだから、札幌らしく、攻めて攻めて攻めて挑戦してほしかった。
「来年は違う」という姿勢を見せてほしかった。
中途半端に上手なサッカーが見たいのではなくて、たとえ実力で劣っていてもスピリッツでは決して負けないというのが見たいのですが・・・。
帰り道の富士川SAから見た富士山に少しだけ癒されました。
その日のうちに帰ろうと思えば帰れたのですが、せっかく静岡に来たので伊豆半島を旅行することに。
宿泊先は西伊豆の堂ヶ島温泉。
ホテルに着いたのは20時過ぎだったので、そのまま松崎のすし屋にて遅めの夕食にしました。
地魚寿司。1890円なり。
めちゃくちゃ美味。
静岡遠征(1)
天皇杯清水エスパルス戦の報告です。
金曜日、新千歳発JAL最終便にて羽田に飛び、蒲田で一泊。土曜の朝からレンタカーで清水に向かいました。
殿町から首都高に入り、浮島JC、大黒JCを経由、保土ヶ谷バイパスを経て東名道に入ります。
東名高速はきわめて順調に流れあっという間に清水です。
それにしても、最高の天気。
残り6Km。だんだん日本平が近づいてくるとともに気持ちが高ぶってきます。
そういえば、日本平は初めてでした。
清水の街は、パルちゃんとかサッカーボールだらけでちょっと羨ましかったりする。
やっぱりサッカーの街はいいね。
スタジアムに到着。サッカー専用のすばらしいスタジアムでした。
札幌側のスタンドは、既にいつもの顔でいっぱいです。
清水側ゴール裏。
あんまり人数入っていません・・・・。
来年の大分は間違いなく強いと思う
勝てなくて勝てなくて。14連敗なんて不名誉な記録も作った。
早い段階で実質的に降格は決まっていたと思うけど、それでも、最近の5試合では意地を見せた。
清水など優勝争いしているチームにも勝ったし、今日の西京極にはあきれるほど多くのサポーターが集まった。
数字上、J1に残れる可能性はなくなったけれども、大分がJ1で戦ってきたんだという意地は十分に見せたと思う。
そして、大分が地域にどれだけ必要とされているのかも。
試合後、本気で悔しがった選手たち。
選手たちにサポーターに近づくよう促した監督。
今日の試合を全力で戦い抜いた選手たちを暖かく迎えたゴール裏。
彼らは大切なものがなにかということをわかっていると思う。
大分というチームがさらに強くなり、今まで以上に高く飛翔する条件は今日こそ揃ったと思う。
そして、あの日の自分たちの姿を振り返って思う。
降格が決まった後、いつもと同じように通り過ぎていった選手たち。
「責任者だせ」と叫んだ無責任なサポーター。
GMに「このチームはあなたたちのチームなんですよ」とたしなめられる程、ばらばらだった僕らのチーム。
本当の責任者は自分たちの筈なのに。
来年、J2にやってくる大分は間違いなく強敵だ。
心してかからなければならない。
今年やってきたこと
将来J1で戦えるチームを作ることを目標に、石崎監督を招聘し、若手を育成してきた今年の札幌。
実力者の砂川や芳賀を控えに起きつづけたことで、岡本や古田など若い力が伸びてきた。宮澤、藤田、西はJ2でも屈指の選手に育ってきた。
ダニルソンや石川の補強は素晴らしかったと思うし、来年はJ2最強のディフェンダー曽田も帰ってくる。高原の復活も心強い。
今年のチームは確実に去年よりも強くなっているわけで、来年はさらに強くなることを目指している筈だ。
僕は、今年の段階で数字上の昇格可能性に拘ることは、あまり意味がないと思っていて、本当に拘るべき事は、ぼくらのチームがどれだけ強くなってきたかということだと思っている。
なぜならば、強くなれば昇格なんか勝手に付いてくるものだと思うから。
J1チームから来てくださいと言われるほど強くなることに拘りたい。
何でこのチームがJ2なんだ、さっさとJ1に行って欲しいと他のJ2チームに思われほど強くなることに拘りたい。
僕らにあるのは、ただ、強くなると言う永遠に続く道のりであって、今年の戦いとか、来年の戦いとか、そういう区切りはないはず。
その歩みに区切りはないはずだから、こんなところで足踏みしていてはいけないと思う。
徳島戦では、たとえチーム状態が悪くとも戦えることを示さなければならなかった。実際、徳島は良いチームだったとは思うが、それにしてもあの結果はない。
僕らが歩んでいる遠い道のりを考えれば、主力に欠場者が大勢いたとはいえ、強い気持ちで戦い抜いて欲かなければならなかった。
戦えなかったことはは残念だし、その理由を探さなければならない。
その理由を探し出し、解決しなければ、なんのために育成に拘ってきたのかわからなくなる。
今年やってきたことが無駄になってしまう。
しかし、僕はこれからもずっと、このチームが強くなっていくことを応援するし、チームに対する信頼がなくなったわけでもない。
好きとか嫌いとかじゃなくて、もはや人生の大事な一部分だから。
選手達は反省の気持ちを持っていると思うし、その反省を次のホームで活かしてくれるはずだ。
だから、僕らはそのための手伝いをしよう。
僕らは、まだ、道の途中。
数字上の可能性が消えたとか、そんなの関係ないよね。