ホーム

 アウェイ2試合は1勝1敗。
 思うように勝てないチームに焦りはじめた人もいるかも知れない。
 ライバルと目されるチームが3連勝しているから、その気持ちもわかる。
 ただ大阪や湘南だって楽に勝ってきた訳じゃない。
 3連勝の間も、どちらに転んでもおかしくない場面もあったと思う。
  
 
 楽に勝っているチームなんかない。
 
 J2の戦いは厳しいのだ。
 
 
 だから、ホームではきっちり勝ち、アウェイでは引き分け以上の結果をとる。
 そうやって51試合を丁寧に戦っていくしかないのだと思う。
  
 
 まだ、チーム作りが終わっていない札幌にとって、アウェイの2試合で勝ち点を3も取れたのだ。
 そう考えればアウェイ2連戦の結果もそれほど悪くない。
 そして、次はホームだ。 
 中二日での戦いで疲労も厳しいだろうけど、チームはようやく札幌の地に腰を落ち着け、戦う準備をすることが出来るのだ。
 
 応援して応援して応援して、乗せて乗せて乗せまくって最高の雰囲気の中で戦わせてやりたい。
 そういう雰囲気をつくってやることは、ホームにいる俺たちの義務であり、楽しみだと思う。
 
 焦ったり、悲観したりしている暇は全くないよ

日付が変わったので冷静になることにする

 負けなかったのが不思議だったと思う。
 少なくても鳥栖がチャンスに外しまくることがなければ勝ち点3はなかった。
 
 
 課題は山ほどある。
 
 カウンターに弱いのはデフォルトとしても、単純なワンツーにマークがついていかないことが何度かあったのはいくらなんでもまずくないだろうか。
 
 
 攻撃面。
 スカパー!の解説が「札幌がボール離れが悪いので・・・」といっていたけど、そうではなくて、その一つ前のプレイの質の問題だと思う。
 
 
 見ていると札幌の選手はパスを止まって受けることが多い。
 パスの出し手が選手の移動する先ではなくて、足下にボールを出してくることが多いから、必然的にパスの受け手は止まってボールを待つことになる。
 
 
 ボールが届くのを待っている間に相手選手は受け手との距離を詰める時間が出来るから、トラップした頃には体を寄せられている。
 
 
 だから次の行動の選択肢が狭まる。苦し紛れの雑なボールが出る。
 その悪循環に見える。
 
 
 
 
 パスの受け手が動く先にボールが出てくるようになったら随分楽にになるような気がするんだけどなあ。
 
 
 
 この辺はチームができあがっていくにつれて練習で解消されていくコトを期待したい。
  
  
 
 移動する先にボールが出てくると、全体の流れもスムーズ&スピーディーになると思うんだけど、そういう攻撃はむしろ鳥栖側に多かった気がします。
 
 
 
 
 上里とかクライトンから出てくるボールはそういうボールが多いね。
 
 
 
 特に上里は本当に良かった。
 前半のミドルシュートも良かったし、決勝点となったコーナーキックは見事だったけど、一番しびれたのは前半左から右に一気にサイドチェンジしたパス!!
 
 
 
 いま札幌は、チーム上里になりつつあるのではないだろうか。
 
 
 選手の投票でキャプテンに選ばれたのも伊達ではないなあ。
 
 
 
 
 札幌は次の甲府戦も苦戦すると思う。
 鳥栖でこれほど苦戦して、課題もたくさん見つけることが出来、しかも勝ち点3をとることが出来たわけだから、本当にラッキーだったと思う。
 浮かれず、悲観せず。
 一試合一試合大切にして進んでいきたい。

劇的な勝利

 ドラマのような勝利。
 先制直後の鳥栖の同点弾に気持ちが落ちなかったのが精神面の充実を感じさせます。
 こういう試合を重ねて行ければ精神的にも強くなれるかな。
 
 
 まずは今季初勝利!!
 これからも頑張ろう。

サッカーはサッカーを愛する人のもの

 あの猛吹雪の中で応援した山形のサポーターのみなさん。
 本当にご苦労さまでした。
 札幌のサポーターも雪の中の応援は慣れっこだけど、大変なんだよね。寒いし、濡れるし。
 
 それにしても犬飼氏。
 そんなに秋冬制を導入したいのであれば、雪の山形に現れて、山形のサポーター席に入って共に応援し、この季節よりももっと寒い時期の開催も問題ないと周りの人間を説得すれば良いではないか。
 秋冬制に反対するサポーターが署名を持参した際には面会を拒否したそうだが、受け止めて熱く語り、説得すれば良いではないか。
 貴賓席とかと違って暖房のないスタンドで応援する、末端のサッカーを愛する人たちのコトを、この国のサッカー協会の会長は考えたことはきっとない。
 
 どんなに地元を愛していても、どんなにクラブを愛していても、あの気候の中で応援しようという人の数は減ってしまうもの。
 寒い中、外で応援するのって、やっぱり物好きと思われちゃうよね。
 
 寒いからテレビで見ようという・・・となる。
 
 そして観客の減少はクラブの経営に深刻な打撃を与える。
 
 自らの組織の末端の構成員を犠牲にするような施策を導入し、どうして日本のサッカーが強くなるだろう。
 サッカー協会の会長はいったい誰の利益を代表しているのだろう?
  
  
 
 こちらのブログに広告代理店(電通と博報堂ですなあ)と秋冬制移行の関係について興味深い推測がなされています。
 おもしろいので読んでみてください。 
 プロ野球を高く売るためにはサッカーは秋冬に開催された方が都合が良い。
 わかる話です。

KitacaとSuicaの相互利用開始

 本日から、JR東日本のSuicaが北海道でも利用可能になります
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 数年前からモバイルSuicaを利用していたので、SuicaとKitacaの相互利用が開始されるのをずっと待っていました。
 Suicaが利用が出来ると言うことは、モバイルSuicaも利用できるんですよね、たぶん。
 
 
 
 IC乗車券の一番のメリットは、駅の券売機に並ぶ必要がないということだと思うので、券売機でチャージしなければならないKitacaっていまいち魅力が薄いと思うのは僕だけでしょうか。
 その点、モバイルSuicaならば、電車に乗車中でもネットを通じてチャージが出来ますし、SAPICAにはクレジットカードと連携したオートチャージサービスがあります。
 Kitacaのモバイル版をつくる計画は当面はないそうなので、JRを利用するためのIC乗車券は、Suicaが唯一の選択肢になってしまうんです。
 できればコンサドーレ札幌のスポンサーでもある地元の鉄道会社のサービスを利用したいので、ちょっと残念です。
 JR北海道版のモバイルKitacaが発売されればすぐ乗り換えるのになあ。

講釈師さんにも褒められたらしい

 このブログでもなんどか紹介したこちらのブログ(武藤文雄のサッカー講釈)で先日のベガルタ仙台戦について書かれています。
 この方、サッカーをこよなく愛する方なのですが、地元は仙台。
(現在は平塚在住)
 そのサッカー観たるやなかなか確かなものがあるお薦めブログです。
 

開始早々からコンサドーレの厳しいプレスで、ベガルタの中盤は自由にボールキープがかなわない。特に若き主将の上里とコロンビア代表経験があると言うダニルソンの運動量がすばらしい。加えて、ベガルタがボールを奪っても、直後の切替が早く、再三取り返される。ボールを奪われるや、クライトンを軸に、両サイドの崩しから分厚い連続攻撃を継続され、再三の好機をつかまれた。

 講釈師さんが書かれているような良い時間帯は実はそれほど長くはなかったし、終盤の勝負所で若いフォワードがパスを選択したりするシーンも見られたので、褒められ過ぎかなとも思いますが。
 
 でも、ほんと。
 札幌のサッカー、変わりすぎですよね。

フットボールはそこにあった

 以前書いたとおり、シーズン序盤から完璧に上手く行くわけ無いのはわかっていました。
 開幕戦は「良くて引き分け」だろうなと思っていたので勝てなかったコトはなんとも思っていません。
 開幕戦で見たかったのは、チームが去年からどのように変化したかに尽きます。
 
 
 
 そして開幕戦。僕らのチームはフットボールをやっていました。
 改めて、この競技のおもしろさを存分に感じるコトが出来たことがまず何より嬉しい。
 ここ2年間のスタジアムには、昇格の歓喜がありましたけれども、その勝ち方はなにかフットボールとは異質なものがあって。
 けれども、昨日の試合には、失敗をおそれずにチャレンジする気持ちも、リスクを背負って自分から攻撃を仕掛ける気持ちもありました。
 もう僕らは勝利だけでは満足できません。
 
 
 
 そして戦前に想像していたよりも、僕らのチームの個人のポテンシャルはずっと高くて、このチームの伸び代も含めた実力は今日戦った相手よりもずっと大きいことを確信できました。
 あとは監督がどのように仕上げていくのか。
 たった1ヶ月のキャンプでここまで造り上げてくれた監督。彼に任せておけば大丈夫という気がしました。
 細かい修正は必要だけど。
 大丈夫、僕らは前に進めるよ。
 
 
 
 以下余談。
 試合後、名古屋からやってきた友達を千歳空港まで送っていったとき、空港ビル内で石崎監督とすれ違ったのに、「石崎さんとそっくりなおじさんだな」と思ってしまいました。
 まさか千歳空港にいるとは夢にも思わなかったので。
 監督、ごめんなさい。
 そして、フットボールをありがとう。

いよいよ開幕

シーズンチケットは発売と同時に購入している。
何年かぶりにレプリカユニフォームも買った。家の周りにポスティングも実施した。
開幕に向けて本州から帰省してきた仲間たちと会い、語り合った。

ここ一週間、腹筋背筋のトレーニングもやった(効果は不明)
腹式発声はまだ完全にはマスターしていないけど・・・

クラブは僕らの声に応えてくれているのを感じる。
次は僕らの番。僕らのクラブなのだから、僕らも自分のこととして行動していこう。
願っているだけでは駄目。
全力で戦わないサポーターがどうして全力を戦うことを求められるだろうか。
試合中に理由をつけて応援をやめるサポーターがどうして最後まで戦えと言えるだろうか。
僕らが全身全霊を籠めて応援すれば選手たちもきっと応えてくれると思う。

相手は難敵仙台。

入れ替え戦でJ1への切符を逃した仙台も悔しかったかも知れないが、J1で思うように戦えなかった僕らの悔しさだって相当なものだ。
悔しさだって前に進むエネルギーになるはず。

たたかおう
このクラブに関わるすべての人の力を合わせて。
明日は僕らが再び前に進み始める記念の日。
RE:START

コンサドーレ札幌や北海道・札幌について日々の生活の中で感じたことを書き殴る不定期エッセイのようなもの